2007-01-01から1年間の記事一覧

大晦日

今日で今年が終わりますね。何も変わらないような日々なのに、明日からは違う年を迎える。琴子が死んだ後の年末年始、とっても惨めで悲しくて、死産でも(このときは扱いはまだ死産でしたから)年末には喪中の挨拶を出したのに、受け取っているはずの人から…

そしてまた、分娩後の飲酒…

いつも当ブログにて、貴重なご意見をくださる方より、分娩後の飲酒を誇らしげに紹介されている別サイトのご報告をいただきまして(有難うございます)、早速、私も検索して見てみましたが、まぁ本当にお見事なまでに乾杯している画像まで堂々と載せられてい…

『返事が来ました

当ブログ2007.12.13の『分娩後の飲酒の件、送りました』に、助産師会から返事を頂きました。飲酒の量にもよるけれども、でもやはり望ましいことではないというような内容でしたが、残念なことに、既に飲酒をさせている助産院に対しての意見はありませんでし…

分娩後の飲酒−再質問

分娩後の飲酒の件、助産師会のK氏より回答が得られましたが、問題の助産院への指導、他の助産院への指導やこれからの監督業務がどのようになるのかがありませんでしたので、もう一度質問を送りました。K様 栃木の琴子の母(実際は本名)です。先日は分娩後…

『看護師・助産師の業務拡大』

看護師・助産師の業務拡大=規制改革会議の第2次答申案/12月13日17時1分配信 時事通信魚拓答申案は、医療分野では医師不足解消が最重要課題と指摘。医師の過重負担の軽減策として、現在認められていない看護師による簡単な検査と薬の処方や、助産師による会…

分娩後の飲酒の件、送りました

先日の分娩後の飲酒の件、火曜日に日本助産師会に配達記録で送付しました。昨日15:22に到着したそうです。あとは返事が届くのを待つだけなのですが、届くのかなぁ。私からっていうだけで、ポイッとされそうな気も…メールでの返事は一週間は待ちましたが、頂…

分娩後の飲酒

2007.11.29のブログでメールを送ったとご報告しましたが、都内医師さんからのご助言もあり、手紙を送ろうと準備だけはしておきました。でも一応、1週間はメールでの返事を待ってみようとおもい、待ちましたが、返事がありませんでしたので、明日にでも投函し…

分娩中と直後の飲酒について

当ブログ11月14日の『11/3『助産院は病院ではない』より にご意見くださったなおさんの内容より>同じ地域に住むお母さんに出産の様子を伺って吃驚。「自宅お風呂出産だったから、陣痛の苦しさを紛らわせるために大好きなビールをお風呂で飲ませてもらった。…

マスコミが“未受診”を増やしたのでは?

いつも拝見しております産科医haruさんのブログ『産婦人科医はがんばってる。』の記事分娩予約の意味を読みました。新聞記事内容よりも、haruさんの出産には「予約救急」という考え方があって、時期ははっきりわかっていないけれど、確実にやってくる、しか…

11/3『助産院は病院ではない』より

当ブログ11月3日の『助産院は病院ではない』にお寄せ頂いた皆さんからのご意見、有難うございます。中にありました“同じく大学病院医師さん”のご意見を強調したいので、この場にて、改めて紹介させてください。同じく、大学病院勤務医です。多くの病院勤務の…

赤ちゃんを亡くし…

琴子を亡くした私を救ってくれたのは、天使ママの集うサイトでの天使ママとの出会い。あの頃の私は、起きている間の殆どを、パソコンの前で過ごし、泣きながらメールしたり、天使ママの集う掲示板を読み漁ったり、自分でも『本当に必要な母子手帳』というサ…

助産院は病院ではない

タイトル、「当たり前じゃないか!」と言われることですが、心の中のどこかでは、人はまだまだ助産院を過信してしまっているとおもうんです。勿論、病院にも様々あります。でも、ここでは助産院での安全性を考えたいので、助産院に限定して続けます。多くの…

“母体搬送”とは…

今日は時間がないので、すみません、殆ど紹介のみになってしまいます。産婦人科医のななさんのブログ『ななのつぶやき』より『母体搬送の実際』現場の人しか知らない、語れない話を知ることができました。勿論、これ以上の、言葉では語ることの出来ないこと…

妊娠中に旅行

いつもお世話になっておりますshy1221さんのブログS.Y.’s Blogより妊娠中の旅行安定期というものへの誤解も医師の方は教えてくれているのだけど、記事の流れとしては、妊娠中の旅行をほぼ推奨していると感じました。まぁ、結局は個人の問題というしかなく、…

アメリカの妊婦学級

当ブログ2007.10.16の『家族で勉強しなくちゃ』にご意見くださったハルチさん、ありがとうございます。私も最近、終末期医療の場での臓器提供の説明の重要性というような内容の報道を目にし、そのときに妊娠中に覚悟しなくちゃいけないことでもあるのだろう…

ローリスクとノーリスク

いつもお世話になっております、僻地の産科医さんのブログ>10月21日より情報いただきまして…助産所の3割以上が「嘱託病院なし」日本経済新聞 2007年10月20日出産時の異常をサポートする嘱託病院を確保できていない助産所が3割を超すことが20日、特定非営利…

家族で勉強しなくちゃ

色々な医師の方のブログを読んでいると、つくづくおもうのだけど、“産む側の勉強”というのは、結局は妊娠している女性だけがすれば良いことではなくて、旦那さんなり親族も一緒に勉強をしておく必要があるわけですね。そうしないと、産む女性の身に何かあっ…

『周産期救急シミュレーション 』

周産期救急シミュレーションこんなときどうしよう?これは買って読んでみようかなと、検討中です。でも、これも専門知識がないと難しそうなんですが、表紙がなんとなくコミカルなので、素人でも読める気がしちゃっています。今日は何故だ、本を検索すること…

『ハイリスク妊娠プライマリケア』

ハイリスク妊娠プライマリケア周産期スタッフのための実践的診療指針ペリネイタルケア 07年夏季増刊う〜ん、これは素人には難しいものなんだろうなぁ。私はこの本を読むための勉強が必要だろうなぁ。ここまでは必要ないよって言われそうですが、何故かこの書…

内診問題からエコー診断問題

いつもお世話になっております●僻地の産科医さん>産科医療のこれから>『内診とマスコミ報道』●勤務医 開業つれづれ日記>『■産科医会vs厚労省看護課? 「看護師内診を容認するチラシ配布、兵庫県産科婦人科学会」:追記あり』●shy1221さん>S.Y.’s Blog>…

必要性が…

勤務助産師さんプウ子さんの『助産師・アロマ・自分奮闘日記』より、ちょっと前のものですが、【プライベート出産】を読みまして、素朴に疑問なんですが、もしもこのようなお産を望まれるとして、どうして助産師を頼むのか。ママさんのお許しがあれば処置を…

それは“安全”に向かっているのでしょうか…

これまたちょっと前のものなんですが…Yosyanさんのブログ『新小児科医のつぶやき』2007年6月15日の【内診問題余話】の中で紹介されている、そして当ブログの10月10日の『必要性が…』でも紹介させて頂いた勤務助産師さんプウ子さんの『助産師・アロマ・自分奮…

紹介したい本−感想文とは言えないけれど…

9月17日に当ブログでも紹介させて頂いた『誰が日本の医療を殺すのか』が楽天ブックスではなんと、売り切れています!!AMAZONでも入荷が困難なようですし、書店店頭ではどうなのか、最近はネットでの購入ばかりになっていて、店頭というのが遠退いている私で…

コメントより『学校教育について』

先日の当ブログ『母子手帳と一緒に配布して欲しい』に頂いた[出産経験のある医師さん]のコメント“学校教育”以下、皆さんの経験・意見を拝読していて、自分でもコメントを書き込もうとしつつ、文字数をかなりオーバーする勢いなので、管理人の特権、まとめる…

母子手帳と一緒に配布して欲しい

7月18日に紹介させて頂きました書籍をもう一度。今度は読んだ後です。この本を、母子手帳と一緒に配布しませんか?帝王切開は出産が終わるまで、誰もが覚悟し、心の準備をしておくべきことだとおもいますし、帝王切開と経膣分娩に限らず、妊娠した女性や家族…

妊婦が飛行機に乗るということは… その2

北総人さんがくださった、千葉県成田市及びその周辺の産科の現状報告です。 私は千葉県成田市に住んでいます。2004年に実家よりも格段に医療環境のいい成田市でお産をしました。産科医院で小耳に挟んだのですが、茨城県南部の一部の妊婦は利根川を渡って成田…

最低でも3人の人に伝えたくて

今日もまた僻地の産科医さんのブログ『産科医療のこれから』より。なぜ医療崩壊がおきたのか(1)人手不足編なぜ医療崩壊がおきたのか(2)医療費亡国論編なぜ医療崩壊がおきたのか(3)社会保障とは!?編いやぁ、小学校以来、それも低学年の頃からまと…

産むことだけをみつめない

今日紹介しますお話は、助産院で出産された方ではなく、A子さんのお子さんが通う施設にて出会った方たちのお話です。 A子さんのお子さんが10年ほど前に通っていた療育施設にて。1992年から1997年生まれの、当時0歳から就学前までの子供達。保護者同士が一…

妊婦が飛行機に乗るということは…

S.Y.'sさんのブログ、こちらもPC起動でネットとなると、必ずチェックさせて頂いています。ちょっと前のですが、今年の7月12日に読んで以来、反省と共に、ずっと気になっていました。『妊婦vs飛行機』※太文字引用箇所先日に私が『それらの意見を聞き、私は…

医療について考えて

私がPCを開き、ネットに通じると必ず拝見している僻地の産科医さんのブログ『産科医療のこれから』より昨日の記事「産科医は社会の望むレベルの「安全性」を担保できません。」を紹介させてください。註:引用箇所太文字余談:昨日、途中まで書いて一旦保…