2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

反医療、自然出産の覚悟が出来ているという方へ

日付が変わりましたね、琴子の生まれた日になりました。 でもまだ生まれていません。 7年前の11時過ぎに生まれました。 そして、午後には死んでしまいました。 だからまだおめでとうでもないし、死んでしまった時を迎えて詫びるのには早いのです。こういうこ…

頻産婦についての修正

頻産婦の分娩場所について助産師ののんさんからご指摘がありましたので、私の方でも確認し、下記に修正いたします。 申し訳ありませんでした。 以後、気をつけます。 誤;頻産婦は助産師介助でも助産院、自宅出産は駄目 正;助産所業務ガイドラインによると…

寛大になる必要はあるのだろうか

日本テレビでの無介助分娩、頻産婦の自宅出産を承知の上で好意的に24時間テレビ内で扱うということで、今先ほど予定とされていた時刻より30分ほど遅れての放送となりました。 聞くに地域によって違うとか? 関西の方からは「違う内容だ」という連絡ですから…

その放送ちょっと待った!!の気配…

先日「無介助分娩、頻産婦の自宅出産の放映が見直されました」とお伝えしましたが、これは番組制作会社からの連絡を日本助産師会が受けて…のことで、聞いたところだと 出産シーンをなくした→無介助分娩をしていることは放送されない(更に頻産婦は助産院、自…

頻産婦の問題 − ハッカちゃんのお話から考える

無介助分娩の危険性と同時に頻産婦がハイリスクであるということ、助産師立会いであっても自宅出産、助産院での分娩もガイドラインで禁止されている産婦人科医と相談の上、協働管理すべき対象者ということをもっと知っていく必要があると、今回の無介助分娩…

無介助分娩、頻産婦の自宅出産の放映が見直されました

先ほど、助産師会の方から電話がありました。 日本テレビの24時間テレビ内で予定されていた無介助分娩(及び頻産婦の自宅出産)の制作会社から連絡があり、内容が見直され、出産に関する内容は放送しないことになったそうです。 あくまでも出産シーンをなく…

VK2をまだ軽視するなんて…

日本小児科学会雑誌8月号に「新生児・乳児ビタミンK欠乏症に対するビタミンK製剤投与の改訂ガイドライン」が掲載されたということを、件のお母さんに伝えたらとても喜んでいらっしゃいました。 そして、日本学術会議会長 金沢一郎東大名誉教授が ホメオパシ…

無介助分娩からの緊急搬送

mixiで無介助分娩にてテレビ出演の当事者の方に、危険な行為だということを伝えている方たちのご意見には、私も多くを学ばせて頂いております。 個メールでくださる方のご意見には 「無介助分娩がどのように危険なのか、一般人には想像が出来ないのではない…

求める“更なる意志表明”

ある産科医の方に助産師会にHPで意思表明をするように伝えた方が良いとご助言頂きましたので、今朝、下記の内容をFaxで送りました。 助産師会が日本テレビもしくは制作会社に抗議した旨、その内容をHPの何処でもいいから残しておいて欲しいということ、そし…

伝えることの難しさ−無介助分娩の扱いについて

先ほど、地元の新聞記者の方から連絡がありました。 報道の自由があるから、放送予定に対してアクションを起こすことは難しい それは理解していますので、私としては無介助分娩の危険性と、頻産婦もハイリスクになるということを伝えるべきではないかとお願…

頻産婦という問題も絡んでいます

日本テレビが無介助分娩を扱うかもしれないという問題で、これも伝えていかないといけないことがあります、5回以上の頻産婦はハイリスクになりますので、助産院でも駄目です助産所業務ガイドラインによると、産婦人科医と相談の上、協働管理すべき対象者です…

無介助分娩−誰のためのものなのか

助産師会の方も困っていると話しましたが、その中で無介助分娩を推奨している人たちがいる、バックグラウンドには…という、聞き捨てならない話がありました。 私も以前にmixiのコミュで、プライベート出産としてコミュニティを作っている方たちを見たことが…

無介助分娩、プライベート出産をマスコミがどう扱ってくれるのか

昨日の続きです。今朝になってからもう一度、助産師会に連絡しました。 すると、昨日連絡があったのは、日本テレビの24時間テレビを制作している関連会社の方からだったそうです。 でも、その後の連絡がないそうです(検討中ってことらしい)。 また、YOMIUR…

「『無介助分娩をテレビで?!』の続き」の続き

先ほどのご報告から更に。 夕方になったので、日本助産師会に電話しました。 日本テレビの方から電話があったそうです。担当の方が電話中だったので、後ほど私にもくださるようにお願いしました(今日中は無理かもしれないといわれました)。 だからまだ詳細…

『無介助分娩をテレビで?!』の続き

本日朝の『無介助分娩をテレビで?!』の続きです。9時になってから日本助産師会に電話しまして、通報しました。 電話に出られた方はびっくりしていたご様子で、テレビでそのようなことを…?!という感じでこちらの話を聞いてくれました。 警告文を出しているこ…

無介助分娩をテレビで?!

当ブログを通じて知り合った方よりご連絡頂き、朝から頭が残念モード…日テレで8月恒例、24時間テレビが今年もあるそうですが、8人を自宅出産された方が扱われるそうです。 それも、“毎回助産師を呼ばない”無介助分娩だそうです。若干放送時間がずれることも…

分娩は、終了してみないと正常だとはいえない−これから出産をされる方、ご家族の方へ

分娩は、終了してみないと正常だとはいえない これは先日、当ブログの『機関誌『助産師』の特集記事「産科における代替医療を考える」を読んで』にコメントくださったふぃっしゅさんからのご意見より。 ふぃっしゅさん、いつもありがとうございます。 そして…

胎盤を食べること−夏休みの宿題

残暑お見舞い、申し上げます。琴子も生きていれば今年から小学生になっていますので、この夏は“夏休みの宿題”も楽しんでいたはずです。 琴子と直接出来ないのは残念だけど、ブログを通じて沢山の方と宿題を一緒にさせて頂いていますので、小学校一年生にして…

生きたかったんだとおもう

琴子のことを考えていると、どうしてかな、どうして死んだのかなって漠然と考えていたりする。あぁ、そうか…今日は道を歩いていて、ふとおもった 「生きたかったから、死んだんだ」 って、何故かそうおもった。生きたかったんなら死なないでしょうが… もう一…

機関誌『助産師』の特集記事「産科における代替医療を考える」を読んで

機関誌『助産師』の最新号、4巻3号(2010年8月1日発行;2010年8月14日現在)の特集記事 『産科における代替医療を考える」 を、当ブログを通じてご連絡くださった医師の方から、コピーを送っていただき、早々に拝読することが出来ました。 有難うございます…

“科学で証明出来ないことを理解できる私”は“あなたとは違うんです”

VK2訴訟により、ホメオパシーの問題、代替医療を熱心に取り入れる助産師の問題は公になったようですが、私はこれらの問題で 「ニセ科学なんだから」 とか、 「非科学的なこと」 というのは、多分、自然分娩を望む方には届かないような気がしています。 「科…

自宅出産のリスクの説明

先日、当ブログ『こうやって、自己責任にされていく』(7月27日記)にご意見くださった産科医のおさママさんのご意見を紹介させて頂きます。自宅出産をした方で、その際に助産師にきちんとした説明を受けたというmimiさんへのご意見です。 先にmimiさんから…

スモークさんへ

くださったご意見から色々と考えさせていただきました、ご意見、有難うございます。 VK2の問題を追っていて、 このブログの存在を知りました。 数あるブログの中からみつけてくださり、有難うございます。 VK2の問題からとありますが、現状、そちらへのご意…

親の責任にした、卑怯な姿勢

朝日新聞に掲載された 「ホメオパシー」トラブルも 日本助産師会が実態調査(魚拓) を読んでの感想です。 助産師会の岡本喜代子専務理事と神谷整子助産師(日本助産師会理事)もコメントを出している。 この神谷助産師は当ブログで過去に書きました 2009年1…

選ばす?

朝日の記事を見ました。 今回は神谷助産師も使っていたことなどに踏み込んでいて、問題を斬り込んでくれていると感じましたが、ホメオパシー以外にも問題はあるから是非、継続してもっと斬り込んでいって欲しいです。 出来ればVK2訴訟とは別にしてくれると、…

日本周産期・新生児医学会からの緊急声明

おさママさんが教えてくださいました。 日本周産期新生児学会(産科医と新生児会が主なメンバーです)が緊急声明を出しました。 >http://www.jspnm.com/日本産婦人科医会や日本産科婦人科学会も産まれてくる命に責任のある人たちの集まりですから、声明ぐら…

日本助産師会専務理事の岡本さんへのエール

朝日新聞の記事からの続きともなります。岡本専務理事は、私が最初に助産師会に出向いた当時の事務局長です。 お会いしたことがあります。 手紙も当時は頂いたり、電話でも最初の頃はとっても優しい口調でお話くださっていました。ここからは私信です。 私信…

VK2訴訟 第一回口頭弁論

今日の第一回口頭弁論には被告代理人も来なくて、答弁書も出されてなくて、次回の日程を決めただけだったそうです。コツコツと進めていくしかないとしても、VKシロップを飲ませてもらえずに亡くなったお子さんに対して失礼のないようにして欲しいです。

VK2訴訟が今日から

既にご存知の通り、本日よりVK2訴訟が始まります。VK2を飲ませるように、私達の知識や意思をしっかりと持つべきことだともおもいます。小さな命を救うために。