助産院での出産について

私たちにできること

今日書くものはまいまいさんからのご意見へのレスとなりますが、助産所や自宅出産で出産された方達へともなるとおもい、記事にさせていただきます。 まいまいさん、ありがとうございます。 私は、助産院で産もうとして、早剥をおこしかけていたので、助産院…

出産階級制度のさらなる実態

「ママカーストならぬ出産階級制度!? 分娩に優劣をつけてどうするの?」自然分娩は大きな括りであり、その中にも更なる階級制度がある。 病院<助産院<自宅出産<無介助分娩 いや待てよ、もしかしたら 病院<院内助産院<助産院<自宅出産<無介助分娩 が…

【足の指3本失った・・・出生直後に大やけどの男の子・・2年間の戦い】更なる戦いへ 3 

「乳児治療で大やけど、指3本失う」から、【足の指3本失った・・・出生直後に大やけどの男の子・・2年間の戦い】 の現況です。 足の指を失ったお子さんの父親によると、助産師が書類送検されてから、進展はいまのところはないそうです。 起訴に向けての調査…

求めるものは?

「暖かい支援」*1というのが助産所(自宅分娩含;以下略)の代名詞のようになっています。これらの問題について、もっとストイックなまでに助産所での問題点を考えていくべきだとおもっていますが、何故か「病院だって」というような意見になりがち。それら…

「助産院で縫合」の体験談が...

発信元の方では削除されてしまっている記事ですが、「日刊アメーバニュース」に赤ちゃんを産むなら助産院!? 産婦人科病院にはない魅力とは?というのがあります。助産院で出産した方の体験談として紹介されているもので “私の場合は会陰が少し裂けたのです…

「とくダネ」を見て

【足の指3本失った・・・出生直後に大やけどの男の子・・2年間の戦い】更なる戦いへのお子さんがきっかけとなり、フジテレビの朝の番組「とくダネ!」が助産院や自宅出産の危険性を問う内容ということで、私も録画して拝見しました。 番組を見られた方の中か…

質問!!

プチ・ラパンの家というブログの中の記事で「助産院」という記事があり、お決まりの医療批判が並んだ後に 救急車で助産院に来た妊婦は初めてらしい その後、大騒ぎして産んだことは一生忘れられない とありまして、ビックリしています。 救急車を呼んで、助…

「昔」と「感動」

助産院や自宅出産に限らずですが、出産を語るときには「感動」を使われる頻度が高いように感じています。これは「いいお産」を指しているとおもわれますが、いいお産は「昔のお産」として捉えられている方達もいるので、なんとなく「医療の介入しないお産」…

考えさせられる死産の話

ポレロさん、ありがとうございます。 http://www.nurse-community.jp/category6/504/ (魚拓) 助産院で陣痛促進剤を使っている? ここはこの助産院が使っている様子ですね。あと、 予定日を過ぎても生まれる気配もなく、陣痛促進剤を使って誘発してみるもの…

【カンガルーケアや完全母乳等による低酸素脳症被害者の会】でのこと (1)

まとまった時間がないので、何度かに分けて先日の完全母乳育児促進の問題に参加したときの話をしたいとおもいます。この会に協力している久保田産婦人科麻酔科医院も参加され、基調されていました。会のHPで 呼吸停止に至るメカニズムを研究している とあり…

なんか、緩くなっていませんか?

すぴかさんから教えていただきました>コチラまき割りで安産、“スクワット”で必要な筋肉鍛える/横浜:ローカルニュース :カナロコ -- 神奈川新聞社(【魚拓】まき割りで安産、“スクワット”で必要な筋肉鍛える/横浜:ローカルニュース : ニュース : カナロコ …

【足の指3本失った・・・出生直後に大やけどの男の子・・2年間の戦い】

昨晩のまま、まだ家族の看病というか、インフルエンザの御陰でブログに時間が作れないのですが、個メールでご連絡くださったKさん、有難うございます。 近くブログでもまたとおもっております。助産院や自宅出産を考えていらっしゃる方には、なかなか助産師…

「正式な嘱託契約が結べていない」でも開業出来るんですね...

先日、コメント欄にこれでさんからコメントを頂き、ブログにお邪魔して知りました>助産院:進まぬ病院との嘱託契約――そもそも必要か びっくりです! 私だけが知らなかったことなんだと思いますが、「正式な嘱託契約が結べていない」でも開業出来るんですね.…

高齢出産を自覚する必要性

産婦人科医haruさんのブログ【産婦人科医は頑張っている。】の記事>甘く見てませんか?を拝読しました。東京の40歳過ぎの初産の女性が京都の知人頼って避難し、haruさんの病院を受診、分娩は奈良の助産院を予定するから健診をお願いしていらしたというお話…

「言って」よりも「知って」

今年の2月22日に書いた「なんでそんなに医師がお産に介入するのがいやなのか?」にくださった御意見からまた考えさせて頂きます。4月6日のぐーたんさんからの御意見 おそらく介入されたくない理由は、医者や看護師に心無い言葉を言われ、事務的という経…

「助産院は安全?」 ブログ開設から今日までを振り返って

このブログを楽天で始めてから、もう1994日になるそうです(開設日:2005/09/06)。私がブログを立ち上げた当時は、「助産院で産むことを美化せず、そして助産院だからと否定せず、助産院について考えていきます」という自己紹介の文章にある通り、助産院や…

産屋、そして村へ?

NATROMさんのブログ>吉村医院をモデルとする助産院と信友浩一先生のコラボ - NATROMの日記 この方達が憧れる吉村医院の吉村医師は、子供の死を自然のもので仕方がないことだ等と言っている。だったら何故搬送という手段を残すのですかね。実際に“魅了された…

シリーズ;開業助産師のリスクの説明 No.1

以前から助産院や自宅出産での助産師からのリスクの説明はどうなっているのか、という問題ですが、シリーズとして頂いている内容を皆さんにご紹介していきたいとおもいます。今回は助産所で出産されたfraqさんのお話をご紹介します。fraqさん、ご協力くださ…

搬送の問題、確認 +雑感

うろうろドクターさんのブログで知りました>救急搬送時間が過去最悪、さらに大幅に遅くなりそうでしたね… 読売新聞 11月26日(金)11時10分配信 総務省消防庁は11月26日、2010年版消防白書を公表した。それによると、119番通報から病院収容までの時間は昨年、…

助産院と代替医療・ホメオパシーの問題

メールで暮らしのAll Aboutというサイトの中に助産院とホメオパシー - [チビタス連載]があると連絡を頂きました。出産ジャーナリストの河合蘭氏の連載記事です。 随所に問題を感じていますが、 両方のことをよくわかっている助産院を選びましょうどちらをど…

用手剥離のリスクや説明

これは本来、開業している助産師の方がするべき説明ではないかとおもいます。先日の当ブログ「助産院、自宅出産の問題を医師の責任にしていてはいけない」にくださった不思議ちゃんさんのコメントの内容からです。不思議ちゃんさん、有難うございます。 まず…

【用手剥離】

【用手剥離】について私がネットで調べることですので、間違い等あれば是非、ご指摘ください。その都度、書き直して正していきたいとおもいます。また、今回も皆さんからのご意見をお借りしておりますので、ご意見くださった皆様に御礼申し上げます。有難う…

自分で自分をいつの間にか、洗脳してしまう…

先日、助産院から緊急搬送され、総合病院で出産したというYさんからメールを頂きました。 結果的に母子共に無事なお産で良かったです。 私がこれから書くことは、被害例といったものではないと思います。 何せ、子供は無事に産まれ今のところ問題なく育って…

西洋医学、嘱託医との関係

こうやって助産院の問題が出てくると、VK2に対しての助産師会からの見解にも書いてあるが、 “西洋医学を中心に” と書くことによって、嘱託医がいるということも正当化に使い、最終的には嘱託医に責任がいくようになっているような気がしてならない。 もう…

ミーハーなのはどっち?!

先日のTBSでの番組内容に対して、もう一つ。 吉村氏が患者に対して、 「ここ(お産の家)にいるってことは、あなた達(確か、3人くらい妊婦が一緒に談話)はミーハーではない」 というような賛辞(?)を… 私からすれば、 「逆にミーハーなのはそちらですよ」…

『反医療』の現実とホメオパシーの問題

昭和育ちさんのご指摘から、今まで私は医療を否定している方たちを『非医療』と表記していましたが、『反医療』に修正させていただく事としました。 過去のものに関しては、コメント欄含め、修正作業が不可能ですので、ここからとします。 昭和育ちさん、ご…

ホメオパシー、レメディの問題>K2シロップの件

K2シロップすら“薬は毒だ”ということで飲ませない助産院・助産師が増えているようです。 ※K2シロップの説明 ※註;K2シロップを投与していても、100%出血を防げるとはいえない K2シロップを飲ませなかったことが原因で、お子さんが脳死状態になったというお…

新聞紙で包む?!

東北のある地域、病院などが近くにないことで、いまでも助産師が頼みの綱だそうです。 そのような地域、自宅出産された方の話です。 助産師が生まれたばかりの赤ちゃんを新聞紙にくるんで、びっくりしている家族に「そのほうが、保温がいいんだ」と言ったそ…

しっかりと知って欲しい

いつもコメントくださるばっきー♪さんから頂いたコメントより。ばっきー♪さん、有難うございます。家庭的、感動、すばらしい。出産にそういうものを求めても、個人的に私は反対ではありません、どうぞ満足を求めてくださいと思います。ただ、なにかあったら…

本当に必要なリスクの説明は避けられたまま

今、水中出産の被害を聞き、色々と勉強中です。といっても、なかなかまとまった時間を得られないので、かなりゆっくりとした調子です。だから、あとでまとめて…なんておもっていたのですが、いつもお世話になっているS.Y.’s Blogの記事をご紹介します。助産…