天使ちゃんの話

天国の成人式

成人迎える天国の娘へ、笑い声届けたい 風見しんごさん事故当時のこと、鮮明に残っています。 お嬢さん、天国で成人式を迎えられたんですね。 親にとって辛いことは消えないのですが、天国で楽しく過ごされていることだけは間違いがなく、娘さんが笑顔で、ス…

今年お子さんを亡くされた天使ママさんへ

年末になると必ず声を掛けたいっておもうのが、その年にお子さんを亡くされた天使ママさんです。私は琴子を亡くした年末よりも、お正月がとにかくきつかったです。どこに行っても幸せそうな風景とおめでたいことばかりで、それは当然なので邪魔するつもりも…

頻産婦の問題 − ハッカちゃんのお話から考える

無介助分娩の危険性と同時に頻産婦がハイリスクであるということ、助産師立会いであっても自宅出産、助産院での分娩もガイドラインで禁止されている産婦人科医と相談の上、協働管理すべき対象者ということをもっと知っていく必要があると、今回の無介助分娩…

生きたかったんだとおもう

琴子のことを考えていると、どうしてかな、どうして死んだのかなって漠然と考えていたりする。あぁ、そうか…今日は道を歩いていて、ふとおもった 「生きたかったから、死んだんだ」 って、何故かそうおもった。生きたかったんなら死なないでしょうが… もう一…

お子さんが亡くなってしまいました

過日、K2シロップではなく、ホメオパシーのレメディをK2シロップとして助産師に投与され、1ヵ月後に乳児ビタミンK欠乏性出血症となったお子さんが、脳死に近い状態の日々から、天に召されたと、件のお母さんより連絡がありました。 当の助産師、保健センタ…

出産後の飲酒

こんにちは。先日のカリントウさんからのご報告、有難うございました。早速、痛い心を覚悟で見ました。youtubeはこちらで病院でのお産は『右から左へ』等と表現された挙句、いざとなったらやはり医療は大事と言いつつ、それでも「動物でもなんでも産む力はあ…

不潔な器具で新生児破傷風

先日頂いた匿名さんからの情報です。匿名さん、有難うございます。ブログ天漢日乗より産科崩壊 兵庫県内の助産院でここ1-2年以内になんと先進国では考えにくい「新生児破傷風」が発生していた 原因は不潔な器具で臍の緒を切ったためをご覧ください。上記ブロ…

『潜在助産師』

今日は『助産院の安全性』ではなく、『お産の安全性』を考えての書き込みです。 私が入っているお産について考えるためのMLで、以前より『潜在助産師』の方たちに向けての呼びかけは何度かありましたが、ここ数日、それがとっても切実なものとなりました。い…

赤ちゃんを亡くし…

琴子を亡くした私を救ってくれたのは、天使ママの集うサイトでの天使ママとの出会い。あの頃の私は、起きている間の殆どを、パソコンの前で過ごし、泣きながらメールしたり、天使ママの集う掲示板を読み漁ったり、自分でも『本当に必要な母子手帳』というサ…

風見しんご氏の記者会見を見て

最愛の娘さんを車の事故で亡くした方への記者の姿勢が不快でならなかった。辛いの、あたりまえでしょうが。いちいち「大丈夫ですか?」って、とにかく風見しんご氏が泣き崩れてしまう姿をテレビで流したかったのだろうな。記者は泣いていないもんね。大変だ…

子負い帯

教育テレビの『美の壷』。今日のテーマは“藍染”。中で、子負い帯の説明があり、「昔は幼くして子供を亡くすことが多く…」とのことから、子供の健康を祈った模様が彩られていた。由来を知らないままに見ていても素敵な模様だったし、知れば尚、愛しさも増して…

江原さん『天国からの手紙』

新聞をとっていないので、今日が『天国からの手紙』の放映日だとは知らなかった。実家の母と電話で話していたら、「あんたは珍しく見ていないんだね」というので、びっくりしてしまった。ので、残念にも途中から。犯罪被害に遭ってしまった姉妹の方からだっ…

福祉ネットワーク『誕生死』

番組内で紹介されていた『誕生死』。琴子を失ってからすぐにこの本に出会い、すぐに購入した。ネットで購入したので、宅配業者が届けてくれて、その直後に読み始め、一気に読み終えた。一人じゃないっておもえたのも、この本が自分の感じている悲しい、苦し…

NYテロ5年目の真実

旦那さんを911同時多発テロで亡くなってしまった奥さんが、「あなたたちのパパは、天使と一緒に最期をむかえたのよ」と、子供たちに話したと、崩壊していくビルの中で、身体の弱い旦那さんに付き添いつづけてくれた男性のことを話していた。琴子も天使。琴子…

凄く頑張っている

旦那の仕事の手伝いで、本当ならパソコンを開かずに眠る予定だったのだけど、ちょっと調べ物をしたくて起動、そのままちょっとだけ、私を救ってくれたサイトに出掛け、掲示板を拝読、天使ママさんたちの書き込みを読んだ。天使ママさんたちは皆、必死になっ…

『天国の子どもたちから』

『天国の子どもたちから 残された家族への愛のメッセージ』ドリス・ストークス 著/横山悦子 翻訳/江原啓之 監訳今日、友人に誘われて出掛けた帰り、用事はなかったのだけど、なんとなく、気分で書店に寄ってみた。目的の本を探すこともなく、ただなんとなく…

再度…

昨年の9月15日に私が書いたブログ。これ、匿名性を無視してしまっていたので、皆さんのくださったコメントを残しつつ、なんとかしたかったのですが、ブログの構成上、それが出来ず、申し訳ない、皆さんの貴重なご意見を削除せねばならなくなりました。管理…

天国への階段は何処へと続くか…

琴子の戒名は死産児専用のものなのかどうかを、お盆に琴子の墓地へと参る義父が、住職さんに確かめてきてくれることになった。この住職さんというか、奥方がとても強欲な方で、琴子は死産で闇から闇へと…とうるさかった義父は、「戒名なんていらない」と、検…

琴子の死

今夜はやけに悲しいです。今日はネットで天使ちゃん達のサイトをウロウロしました。時々しているのですが、天使ちゃん達のお話を読んでいるのです。何遍も読ませて頂いているお話もあれば、新しく天使ちゃんとなったお話もあります。どの子のお話も、ママと…

まさか死ぬなんて…

前にも話した『浮浪雲』から今日もまた。主人公の息子の親友が伝染病になり、もう長くはないという。その親友が死期を悟ったのか、自分(主人公の息子)を呼んでいると聞き、枕元へ…すると、その親友が最後の力を振り絞るかのように、「僕、もっと生きたかっ…

元ちとせ『青のレクイエム』

元ちとせを特別好んで聴いたことはない。彼女を特別意識しだしたのは、彼女が流産(といっているけど、本当は誕生死が正しいとおもう)したということを聞いてから。その後、彼女は女児を授かっている。今は育児もしているのだろう。そんな彼女が歌手活動を…

琴子の思い出

裁判を起こすにあたり、琴子の引出しを開けることが多くあった。この引出しには琴子の写真が入っているし、友人や知人から贈られてきた手紙や季節の飾りとか、とにかく、私にとってはここだけが琴子のために残された空間なのだ。琴子の写真といっても、出産…