【白花ちゃんの死は避けられたのではないのか?】−お母様が提訴されました。

まずは過去記事をご覧下さい。
危機感のない助産師−自宅出産、女児死亡
危機感のない助産師−自宅出産、女児死亡 Vol.2

やっとです。
やっと、提訴となりました。


もう3年前になってしまうのですが、haccaさんはどうしても納得がいかない、何故自分の子どもが死ななくてはならなかったのかをこのままきちんと調べることなく終えて良いものかと悩まれ、最終的に「提訴するしか方法がないのではないか?」と思うようになっていかれました。
自宅出産なので、法律家の中にも諦めるしかないというような意見もあり、なかなか前に進めない時期もありました。でもあるとき、ひとりの弁護士の方が疑問を抱いてくださり、そこからもまた長い道のりを経て、数日前にやっと提訴することができました。
本当に長い日々でした。
ひとつの事柄に対して前進する実感よりも、時間が過ぎて行くことの方が多くあって、本当にこのままで“スタートラインに立てるのだろうか?”という疑問を抱くほどでした。そういうときに、白花(ハッカ)ちゃんがギフトを届けてくれるかのようにして道が拓けたりして、本当にhaccaさん、長かった日々にやっと一息つけましたね。
なんだか天国にいる子ども達のことを想うと、こんな言葉は不適切なんですけど、でも私は提訴が決まったというときに、やっぱり「おめでとうございます」って浮かんじゃったんです。なんか違うんですけどね...


係争中、複雑な問題が含まれることもありますので、ここで公にできないことも多々あるのですが、裁判のご報告もしていきますので、ご助言やご意見をくださいます方いらっしゃいましたら、どうぞよろしくお願い致します。(メール>kotoko_831@infoseek.jp ※とりあえず私、琴子の母のものです)
勿論、誹謗中傷を受け付けるつもりは全くございませんので、そのような内容をくださる方に関しましては、こちらも厳しく対応させていただきますことを予め申し上げておきます。

頻産婦の問題 − ハッカちゃんのお話から考える

無介助分娩の危険性と同時に頻産婦がハイリスクであるということ、助産師立会いであっても自宅出産、助産院での分娩もガイドライン禁止されている産婦人科医と相談の上、協働管理すべき対象者ということをもっと知っていく必要があると、今回の無介助分娩放送の問題から再認識しました。
これは私のように無知な者からすると、「多産て安産じゃないの?」という素朴な疑問から入るとおもいます。
でも、出産5回目となる妊娠からハイリスクに入るそうで、その分娩は病院施設でするように産婦人科医と相談の上、協働管理すべき対象者と指導されています。

以前に当ブログでお話させて頂いた天使ちゃんで、ハッカちゃんがいます。
危機感のない助産師−自宅出産、女児死亡
危機感のない助産師−自宅出産、女児死亡 Vol.2
ハッカちゃんはお母さんのhaccaさんにとって、6回目、6人目のお子さんでした。

最初のお子さんと二人目は助産院で分娩、以降はその助産院の助産師が出張もするということで、自宅出産を選択して全員、この助産師が子供を取り上げたそうです。
だから、関係は濃かったそうです…が、本当だったら5人目を出産するときから
自分では請け負えない、頻産婦になるから病院で出産してくれハイリスクになるから自宅で出産するのならば相当の覚悟をしてくれ」
と説明するべきなのに、haccaさんはハッカちゃんが亡くなってから、頻産婦はハイリスクになるということを知り、正しい説明(インフォームドコンセント)を受けていなかったと知ったのです。

haccaさんはご自分の記憶を辿ると、数々の出来事を疑問に感じるそうです。
その疑問の中には
「頻産婦だったからではないか?」
とおもえることもあるそうです。
疑えばきりがない? そうですよね、かもしれないけれど、「正しい説明がない」、「自分の身体がどういうことを引き起こす可能性を持っているのかを知らないままでいた」(本来ならば、助産師が責任をもってきちんとした指導をしているはず)というのは、子供の死を受け入れるにはあまりにも残酷な状態です。

時に「子供が死ぬかもしれないことを覚悟して自宅出産を選んだ」と仰る方がいますが、これが胎児ではなく、既に生まれている子供に対しての何かの場面での発言だとしたら、どうおもわれますか?
きっとこれは虐待だと誰もがおもうことです。
出産前に本気でそうおもっているというのなら、それは正に胎児虐待ですね。
胎児なら、親の選択で死んでも構わない(仕方ない)という理論ですよね?
でもhaccaさんは違います。
子供には生きて、元気に生まれて欲しかったんです。
助産師は正しい説明をしてくれていると信じていたんです。
多く産んでいるから今度も何も問題ないと信じていたんです。
そして問題の助産師は、これらの問題を知っていて、それでも説明をしなかったんです。

頻産婦は自分(助産師だけで)が扱ってはいけない、ハイリスク出産になるという説明が全くなかったんです。

多産婦・頻産婦にも各々のリスクがあるとういことをきちんと説明して欲しいです。
先の過去記事にくださったコメントの中より、他の方のもご紹介したいのですが特に頻産婦の方が知っておいた方が良いとおもうことだけ今日は抜粋します。

suzanさんから

初産なら胎盤早期剥離が起きないとは限らないですし、
病院で、モニター監視下であっても、剥離が起きるときは起きます。
剥離が起きてから手術まで、時間がかかってしまうこともあります。
このお方が、病院分娩していたら、赤ちゃんは助かった、とは言えません。
胎盤早期剥離は、赤ちゃんの命が失われることが非常に多いのです。
むしろ、自宅分娩で早期剥離が起きたのに、母体が助かった、のは、非常に幸運ではないでしょうか。
亡くなったお子さんが、せめてお母さんだけは助けたい、と思って守ってくれたのかも知れませんね。

胎盤早期剥離のとき、いきなり強い陣痛が来て妊婦がころげまわるように痛がる、のはよく見ます。
このお方は6人目ということで子宮口が開きやすく、
過強陣痛でも子宮が破裂しないで子宮口が開いてくれたのではないでしょうか。
これが初産なら、硬い子宮口が開かず、赤ちゃんが子宮内で亡くなるのみならず、子宮破裂がおきて摘出せざるを得なくなった、可能性もあります。

今、お母さんが無傷で(子宮も無事で(生きていらっしゃるのが奇跡のようなお話です。

お産は怖いですね。
経産婦さんのお産は軽い、と考えがちなのは、一般人も看護師、助産師も、産婦人科医師でもよくあることです。
どんなお産も軽視しないで、大事にひとつひとつ、見守らないとダメ、ということでしょう。

大変にお気の毒です。
ただ、病院で産めば助かったか、といえば
やはり、助からなかったかも知れません。

haccaさんより

皆様、いろいろな意見を伝えて下さってありがとうございます。
今回の場合、病院で産んでいても助からなかったかもしれない、というお考えにはほっとする面があるのです。あの子が死んでしまったことについて、助産師と私の会話には、助産師にはどうしようもない問題で問題があったのは私なのだというニュアンスが多かったので。私がどんなであろうとこの場合は助けられなかった可能性が高いと言われたほうが救われるのです。
注意深い判断と最善の努力の結果であるならば私の中に怒りは湧いてこなかったでしょう。払えない疑問も湧かなかったでしょう。
そして助産師が、自分のとった様々な行為を詫びていたなら、このやり切れない思いも湧かなかったかもしれません。

更にsuzanさんから

琴母さんに今回のことをお話なさるのも大変なことだったでしょうに、
さらにコメントをお書きになるなんて
とても勇気のあるお方なのですね。

そう、考えてみたら、5人ものお子さんを育ててきたお方ですもの、
何があってもいつまでもくじけていられない立場ですね。

それでもわが子を失うのはつらいことと存じます。
お悔やみを言わせてください。
お疲れ様でしたね。

胎盤剥離には、おなかを強くぶつけた、とか
もともと羊水がとても多かった、とか、中毒症がひどかった、など
原因があるものもありますが、ほとんどは原因不明です。
順調な妊娠の末に胎盤剥離を起こしてしまう方々もたくさんみてきました。

誰が何を言っても、そうなのです。
あなたさまに、落ち度はありません。
病院で産んでいたら、と思われるかも知れませんが、
これまで何人か自宅分娩してきた方でしたら
「きっと今回も大丈夫」と思うほうがふつうでしょう。

そういうあなたさまに「多産になるとかえって危険だから病院で産めば?」と
医療従事者が言うべきだったのです。

どうぞ、ご自分を責めないでください。
誰が悪いのでもないのです。

説明不足や言葉の不足もあったでしょうが、
立ち会った助産師さんも、決して「悪い」わけではないと思います。
早期剥離は、突然起きる交通事故のようなもので
予想もできず、避けることもできないのです。

下記はふぃっしゅさんからの一部抜粋

あと、頻産婦さんのお産の怖さは、弛緩出血も多いことです。
また、年齢も上がっていくので、予期せぬことは多々起こると思います。

今回の無介助分娩と共にあったもう一つの問題【頻産婦はハイリスク】を教えてくれたのはハッカちゃんでした。
ハッカちゃん、有難う。

(開業)助産師って何?

当ブログに直接頂いた内容ではありません、当ブログのコメント欄にお寄せくださったさくこさん、ふぃっしゅさんのコメント、そして山口(産婦人科)さんからのコメントで知った自宅出産での事故です。
yahoo!知恵袋に書き込まれたその内容は、
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1437083809
をご覧ください。

『死ぬことは悪いことですか?』−こんなことを言って誤魔化すしか術がないのかと呆れました。
近いうちにきちんとまとめたいとおもっていますが、とにかく最近、妙に中途半端なスピリチュアルブームがあったせいか、死というものを正否の問題にして誤魔化す人が多い。
そして、助産院や自宅出産の事故報告の背景にも多いですよ。
自分のしてしまったことへの責任を全く感じられません。
だったら、最初から病院への搬送すらしませんと宣言して欲しいですね。
死んでしまうのは困るから、搬送があるのではないでしょうか?
死んで構わないのなら、助産院や自宅出産との提携・搬送するというシステムをなくすべきでしょう。
死ぬことじゃなく、死なせることは悪いんです。

誰も悪くない?
「あなたは悪くない」と慰めているふりして、自分も悪くないと刷り込んでいるんでしょうね、似たような言葉を他の方からの報告でもよく聞くんですけど…
私の場合は、「あんたの息み方が下手だった」と最初に言われ、しばらくしてから「誰も悪くない」って言われたな。

病院への搬送を乞う親に対して拒否する姿勢…それも、頼んでいる側に医学的根拠もなく、ただ雰囲気等で拒否する姿勢…なんだかんだいって、病院を否定しているわけですよね。
そもそも、搬送は誰のためでもない、赤ちゃんとお母さんのためにすることなのに、『私を信じていない証だわ』程度の次元です。
大事なのは、あなた(件の助産師)のプライドですか?

お腹を長時間押した…パニックになるほどって、一体、どれだけ押されたのだろうか。
なんだか、異常なものを感じる。
異様なものを感じる。

陣痛促進剤のようなレメディの存在は以前から知っていました。
どれだけ多くの助産師達がこのレメディに頼っているのかと想像して怒りを抱いていましたが、件のお母さんはまだホメオパシーやレメディの問題をご存知無いようなので、これからそれらを知って始まる苦しみをおもうと…こうやって、自己責任になっていってしまう。
ホメオパシーを認めている助産師会はどう対応しますかね。
講演会しているんだから、認めているわけですよね。

冗談じゃないです、自覚してください、死なせることは悪いことなんですよ。
件の助産師は死なないように何したって言うの?
レメディ飲ませたからスムーズに生まれるはずだった?
長時間お腹を押しながら、その自分達の行為、状態から何も危機感を感じられないの?
パニックになったお母さんを、それからトイレで体勢変えているから安心して寝ていて、本気で無事に子供が生まれると100%信じていたの?
それが助産師の知識やレベルなの?
近所のおばさん呼んだわけじゃないでしょ?
呼ばれたあなたは、助産師なんでしょ?


知恵袋の内容を読んで、一気に湧き上がる気持ちを書いたわけですが、助産院や自宅出産って、もう一体、何のためにあるのかとおもいます。
全ての助産院や助産師が…とは言いませんが、助産師会がホメオパシーを薦めた過去があり、多くの助産師達が民間療法やホメオパシーを好んで、それを素晴らしい選択だといわんばかりに妊産婦に薦めていっている助産院や助産師は何のためにあるのでしょうか。
母子のためではないでしょうね、搬送を頼まれればプライドが傷付くわけですから。

悔しいです、改善どころか、あの頃よりも悪化しているような助産院や開業助産師の話。

お子さんのご冥福をお祈りいたします。

「どうして自宅出産を選んだのか」/ちまの母さんのお話

2009年1月27日に当ブログでご紹介させて頂きました、
産褥熱
のちまの母さん(詳細は上記日をご覧ください)に
「どうして自宅出産を選択したのか」
を伺うことが出来ました。
ちまの母さん、有難うございます。

以下よりちまの母さんのお話

    • -

私は、2人目を妊娠したとき、どこで産むか、すごく悩みました。
1人目の子はまだ11ヶ月で、まだ母乳を飲まなければ寝れなかったし、旦那とも寝れないし、旦那も3交代で夜いなくなることもあるし、実家の母も仕事をしていて、子供と一緒に泊まれるところではないと無理だなと思っていました。
個人の産科医でも子どもと入院できるところはあったのですが、そこで出産した友人の話によると、助産師がナースコールを押してもすぐに来ない、授乳のたびに、赤ちゃんを連れて授乳室へ行かないと母乳の指導が受けれないと聞いていたので、やめました。
それで、地方新聞に某助産院のことが載っていたのを思い出し、
「うちの前に赤い車が停まっていたら、そこのおうちで赤ちゃんが産まれるんだと思ってください。
昔のようなやり方で、家庭的でよい、自宅出産は一番贅沢なお産ですと某助産師は話す。」
とというような感じで記事になっていたと思います。
それで、そこの助産院にしようと決めました。

そういえば、助産記録にわざわざ、助産院を選んだ理由というのを書かされましたが、そんなこと病院じゃ聞かないですよね。
それで、助産師とその話になり、
「大体、1人目の出産で、病院のお産に満足しなかった人が助産院を選ぶんです」
というような話をされて、ここを選んだ人は特別な妊婦なのよと言う感じを受けました。

そして、予定日が近づいた頃、助産師が自宅出産の準備にうちに来たときに、うちはアパートだったので、隣や上や下の階の人に自宅出産をするので騒音などご迷惑をかけるかもしれないということを先に知らせておいたかという話になり、
「この時代に何で自宅出産なの?珍しいことするねえ。まあ、頑張ってちょうだい」
と隣のおばさんに言われたと話したら、
「これからは病院で産むことは減ってきて、段々、自宅に移行していく時代なんです」
と言われ、私、新しいことをやっているのかしらと勘違いしてしまいました。

自宅出産のリスクの説明も一切なく、私、騙されていたんだなあと思います。

    • -

以上までが、ちまの母さんからお寄せ頂いた内容でした。
そこで、更に私から具体的に、ちまの母さんに質問をさせて頂きました。

Q1
ちまの母さんのお母さん(文章中の“実家の母”さん)の世代を教えてください、また、お母さんは自宅出産を選択する際に、何かご意見をされませんでしたか?
A.
定年間際で、そのころはフルタイムで仕事の帰りも遅かったです。私が入院するという状況になっても子守りは無理でした。
実家の母は、「贅沢なお産」というテレビをみて、助産院やフリースタイルはいいと思っていたので助産院ということに関しては反対はなかったです。

    • -

(琴母より補足;どうしてこの質問をしたかというと、“出産の安全神話”についても考えたいからです。
また記事改めますが、親の代でも『無事に生まれる』ことに慣れていると感じます)
※3月8日/ちまの母さんからの追記>Q1の補足に、「親の代でも『無事に産まれる』ことに慣れていると感じます」とおっしゃっていますが、それもあると思いますし、母は、1人目が問題なく出産できたし、2人目も多分大丈夫って言っていたこと、また、助産院で産む人は、温めて産むから会陰は裂けないって助産師が言ってたと私が話したら、上手に会陰保護するんだねと話していたことが思い出され、開業しているぐらいなんだから、きっと優秀な助産師さんだから大丈夫なんだろうというような思い込みがあったのではないかと思います。

Q2
助産師は自宅に出張するのですか? 出張(自宅出産)専門ですか?
A.
自宅出産もするし、助産院でも、代表者の助産師の場所を借りるという形で、やっていました。
妊婦検診も自宅に出張で可能でしたが、出張費がかかるというのでやったことはありませんでした。

Q3
もしも助産院だとした場合、子どもも一緒に入院出来るとおもうのですが、それでも自宅とした理由は何でしょうか
A.
初めは、私も助産院に入院しようと思っていました。
そこの助産院は、妊婦自身が主治医を決めて、検診に通うのですが、私の通っていた病院と助産院との距離が遠く、自宅から病院の方がはるかに近かったので、母のアドバイスもあり、自宅にしました。それから、義母が上の子供の面倒を見に来てくれるということになり、助産院も車がないと不便なところでしたし、助産院で義母と同じ部屋に泊まるよりは、自宅の方がいいだろうということで、そうしました。
後は、予定日3週間ほど前に、助産師に上の子供の洗濯物が多いが大丈夫か質問したところ、助産院では妊婦のものしか駄目ですと言われ、困りました。
後は、お金の面で、助産院に入院よりは、自宅出産の方がかなり安かったことです。
家族の食事、シーツ代等々いろいろ金額が発生するので、かなり違うと思います。
それでも、自宅出産でも一人目を4人部屋で入院して産んだときと同じような料金がかかり、割高感がありました。
病院のように、一日中、助産師がいるわけでもなく、食事の面倒を見てもらえるわけでもなく、産後の助産師の訪問も1時間半〜2時間程度で、これで初産婦が母乳をあげたい場合、上手くいくのか疑問です。
私は1人目は、病院で出産だったのですが、新生児に授乳させることは本当に大変で、毎回、昼夜問わず助産師さんが手伝ってくれました。

Q4
医療を批判するような発言は、検診中などにもありましたか?
具体的に伺えればお願いします
A.
特に批判めいた発言はなかったのですが、初めて会った日、分娩台のお産は子宮が動脈を圧迫するので、赤ちゃんが苦しい、フリースタイルは赤ちゃんの心拍は下がらない、風呂で温めてから産むと出血が少ない、助産院でのお産は楽と聞かされました。
それから、○○大学病院の先生は、助産院で出産するとき、何か起こっても責任はとらないというような同意書を書かせるみたいだから、助産院でのお産に理解がないというようなことを言っていました。
「分娩台よ、さようなら」という本を助産師から貸し出されましたが、病院の医療は過剰な介入だというようなことが書かれていたので
間接的に情報が入りました。

Q5
自然分娩を選ぶ方に
『「ここ(お産の家)にいるってことは、あなた達(確か、3人くらい妊婦が一緒に
談話)はミーハーではない』
と褒めていらっしゃる医師の発言がありましたが、そのような意見を聞き、どのようなご感想を持たれますか?
A.
私もそうでしたが、助産院を選んだことを褒められる→自然分娩を選んだことに嬉しくなる→リスクをあまり考えなくなる、良い面ばかりが目に付く、しかも医師や開業助産師という資格をもった人が言うのですから、自然分娩がいいと吹き込まれれば、
そういう考えになると思います。
私も洗脳されていたんだと思います。

    • -

以上、5つの質問をしました。
ちまの母さんのお答えをお読みになった方それぞれのご感想があるわけですが、私は似た選択をした者ですから、まるでその場にいたかのように、手に取るように会話の持つ空気や流れを察することが出来ます。
体験のない方にはご理解いただけないこともあるかとおもいますが、とにかく『ここに来た(来れた)あなたは大したもんだ』というような褒めの空気に満ちています。

下記は私とちまの母さんのメールでのやりとりから抜粋します。

(私;琴子の母)多分、多くの方が『自宅出産を選んだのだから、それ相当の覚悟があっただろう』と思われているとおもうんです。
でも、私もですけど、あんまりにも“軽く考えさせる”という状態がしっかりと完成されている(そんな術ばかりに長けているとおもいません?)ので、その洗脳には恐ろしい労力を費やされ、また、私たちもきっと上手くいっていたらそのお産を褒め称えてしまっていただろうという、本当にそういう構図がありますよね。
自戒の念も込め、私たちだからこそ言える事実があるとおもいます。

(ちまの母さん)『それ相当の覚悟』なんて、そんな重大な結果まで考えていませんでした。
何かあったら救急車呼んでくれるんだろう、検診で特に医者も何も言わなかったし、私のお産は多分、無事に済むのだろうと、そのぐらいにしか考えていませんでした。
助産師の感染予防のでたらめさに、初めに気づいたのは実家の母でした。
私ではありません。
母だけがあの人は〜!と騒いでおり、私と旦那は、良くしてもらっていたのだから、波乱を起こしたくないという思いでいました。
母は、あんな誠意のない!と血圧が上がるぐらい、怒りまくっていたのに対し、旦那は「そんな人ではないと思
う」と温和な対応でした。
私も、これを機会に勉強して、きちんと取り組んでもらえればと思っていました。
でも、段々、対応の悪さが出てきて、今はすごく怒っていますが。
出産して3ヵ月後くらいに、琴子の母さんのブログに出会い、ああ私もこんな対応、手口が同じ!と段々、洗脳されていたことに気がつけたんだと思います。
助産師は本当に嘘が多い。非科学的な嘘が多い(昔の言い伝えや民間療法、東洋医学のようなものを言ってきた)。
対応に関しても、そうです。

    • -

今回は以上までとなります。
これからもお互いに『産む場所を選ぶ際に私たちが気をつけるべきことはなんだったのか』等を含め、助産院や自宅出産の問題、母子の安全を考えていけたらとおもいます。

危機感のない助産師−自宅出産、女児死亡

また事故の報告の紹介です。
自宅出産で、お子さんが亡くなっています。

お母さんはhaccaさんと仰います。

haccaさんは上の2人は助産院で産み、3人目から自宅出産になりました。
この助産院には持ち運び用のドップラーしかないとのことで、助産院でも自宅でも同じだから、更には2人目の時に陣痛がきて移動中に車の中でお産が一気に進行してしまったことから、以降は自宅を選ぶようになったそうです。

今回亡くなったお子さんは、6人目のお子さんでした。

助産所業務ガイドラインによると、頻産婦(出産5回以上)は産婦人科医と相談の上、協働管理すべき対象者となっているようですが、haccaさんにはこれらの説明は全くなく、問題を意識している・感じようとしている気配はなかったそうです。

また、自宅出産を扱う助産師のHPによっては、自宅出産のリスクについての説明があり、

【下記に該当する方は母子の生命にかかわる危険が伴いやすいため、自宅出産をお断りしています】

・妊娠経過に問題のある方(逆子、妊娠高血圧症など)

帝王切開の既往のある方

・糖尿病、心臓疾患などの合併症のある方

・ウィルス性肝炎などの感染症がある方

・頻産婦(5回目以上のお産の方)の方

・35歳以上の初産婦

という予めのお断りがあります。
※複数の助産院で同様の内容を確認することが出来ました

ここにしっかりと“頻産婦(5回以上のお産の方)”とありますが、今回(正しくはhaccaさんにとっては5人目の前回のお産から)、haccaさんが自宅出産をすることは正しい判断だったのでしょうか。

助産師から全く説明がなかったというのは問題のないことでしょうか。

また、残念なことに、嘱託医(この助産師は嘱託医の医院に勤務している勤務助産師でもある)からも説明が無かったそうです。
haccaさんは頻産婦・多産婦の抱えるハイリスクについて、全く知らないままだったそうです。
※無知だとなじりたい方もいらっしゃるかもしれませんが、私たち産む側はそういうことが多いですし、haccaさんは既にご自身をそう責めていらっしゃいますので、改めて他人様にして頂く必要はないとおもっております

先に一つ、疑問を投げ掛けてしまいましたが、haccaさんとお子さんのお話を下記から致します。
なるべくhaccaさんのくださった内容のままに致しますが、重複すること等、若干、私の方で修正・加筆等いたします。
また、この内容は先にhaccaさんにご確認頂き、ご了解を得た内容です。
haccaさん、有難うございます。

    • -

分娩は38周を過ぎたところでした。
2人目以降は皆1週間から10日早く生まれています。
私はかなり小柄なためか5人とも2200〜2400グラムです。
娘はその中では一番よく成長していて2500グラムだったそうです。
それに6人の中でとびきり元気な子でした。
ほんとにお腹の中で元気に動いていましたね。
お産の2日前の腹痛の後も動いていたと思います。

ほんとうに、様々な兆候を無視して出てきたら仮死だった、なんて、一体何のために助産師についてもらってお産に挑んでいるんでしょう。
娘の場合、娩出の直前まで弱くなりながらも心拍があったようなのですから、それを思うと苦しくなります。
最後の最後まで、娘の苦しみの重大さに気付けなかったんだなあ・・・。

先日、あかちゃんの蘇生にあたってくれた医師と話をしてきました。
そこは今回の助産師が嘱託で勤務している病院です。
※註;この助産師は病院に嘱託で勤め、勤めを保ちながら開業もしています。
途中の妊婦健診ではこの病院へ何度か行くことになっていて、自宅からも助産院からも近いそうです

医師は、心拍低下が起きていたこと、仮死だったことや私が過強陣痛になっていたこと、解剖の結果肺がきれいだったことなどを総合して、剥離だったのではないかと言っています。
羊水が混濁していたことには触れなかったと思います。
私がお産の2日前にもかなりの腹痛があったと言うと、
「ああ、なるほど」
という感じで頷いていました。

私も現場のことがわからないのでその点について聞こうと思って・・・。
でも話し始めると急に込上げてきて泣いてしまいました。
あのお産中の、全く危機感のない素人のような助産師の対応が、仕方ないことだったのか。
私が普通に「陣痛です」といえないような痛み方や、出血の仕方、胎児の心拍の低下、私の様子など・・・
それらの無視された状況が、助産師にとっては仕方ないものだったのか・・・

医師の話はやはり
「その場にいなかったし、当然モニターもしていないのでなんともいえない」
と。
ただひたすら謝っておられましたが。
たぶん力になれない、これ以上言えない、ということで謝っておられたのかもしれませんね。
私が謝ってほしいのは助産師です。

出産当日、いきなり立ち上がれない痛みがあり、倒れこんだままなんとか助産師を呼びました。
助産師が自宅(haccaさん宅)に着き、私を見てもうすぐあかんぼうが出てくる段階かと思ったようです。
痛みだしてからまだ1時間ほどしか経っていないうえに既に過強陣痛となっており、
「明らかにいつもと違う」
と何度も私は言ったのに。
内診して助産師が放った言葉は
「だーまさーれたー」
です。
「そんなに倒れこんで痛がってどんなにお産が進んでいるのかと思ったら、まだ2指じゃない」
と。
「いつもはこんなとこでそんな風にならないでしょ、そんな弱虫じゃないのになー」
と繰り返し言われました。

もうその段階から胎児の心拍は低下しており、助産師も気にしていたようなのですが、私が大袈裟に過強陣痛の様相を呈しているせいで呼吸が悪いからだと考えているようでした。
私は正気を保つのに精一杯の状態なのに
「ほら、もっと息を吸って!ハーハーばっかりだからあかちゃん苦しいってよ!」
と繰り返されるのみ。
気が遠くなるのでなんとか我を保つために眼を見開き、息を吸わねばとやっていると
「こらっ、しっかり!」
と何を勘違いしたのか頬を張られました。

無理に立ち上がると、下着が真っ赤に染まっているのが見え、その瞬間ザーッと水が出ました。
助産師も
「破水だ!」
と言いましたがその後
「あれはおしっこだわ」
と言い直していましたね。
何の感覚もなかったのに、そんなばかな・・・。

確かに、初産の時からの付き合いで慣れ親しんだ仲だけれど、これは余りにもお粗末な判断の連続ではないのか。
そして、それが6時間も続き、耐えられずいきむと
「まだよ〜、こっちにも準備が・・・」
と。
「早く出してー!」
と叫ぶと
「うるさい!」
と怒鳴られました。
後から
「あなたはヒステリー症候群になっていたわね」
と言われました。

出てきたあかんぼうは仮死。
『なんで!?』という風に慌てた様子の助産師は、飲んでいると思われる羊水を吸引しながら
「おねがい〜」
とパニックのようになっていました。
私はただ呆然と・・・お手伝いの方と部屋に取り残され、後産の処置などもなし。
もっとも胎盤はあかんぼうといっしょにすごい勢いで出てきてしまいましたが。

暫くして「だめだった」と電話があり、病院から戻ってくると、「力が及びませんでした」。
後にも先にもこの一言だけです。

後は
「こうなるようプログラムされた運命だった」
「6人は無理ということだった」
「3人(私とつれあいと助産師)の重い十字架として受け止めましょう」
など・・・
私の家庭内の諸問題が今回のお産をこんなふうに尋常でないものにしてしまった原因、というような話。
そればかり。

後に医師からの『胎盤剥離を起こしたのでは』という話を電話で伝えると
「その話はもう・・・(いいでしょう、言ってもしかたないでしょう、やめましょう)」
です。
「産後1か月検診に行ってね」などの電話では、私が様々な、情けない対処や判断ミスに怒りを覚えているとは思っていないのか、以前と何も変わらないかのような雰囲気です。

「判断ミスを認めて、謝れ!! 自分のだらけきったお産の介助のために、あの子は亡くなったんだ、と思い知れ!!」
私の心の中で渦巻いている感情です。

私に知識があったならこうならずに済んだ−ずっと思っています。

ぐったりしたあの子、一度も目を開けることがなかったあの子、私が助けてやれなかった、かわいそうなあの子。
バカな自分のせいで死んだあの子。

ごめんなさい。

結局、自分のせいでこうなったと思うしかないのか。
でも私はそれで済んでも、犠牲になったあの子はどうなるんだ、と罪悪感を覚えます。

−−−

このメールを頂いてからも、今日にまで何度もメールでやりとりをしています。
私からの質問にもお答え頂き、お子さんを亡くされて辛い日々の中、必死に生きていらっしゃいます。
これ以降に頂いたメールの中には、更に助産師の方の発せられた酷い言葉が綴られていますし、対応に問題を感じることが多々出てきています。
徐々にそれらのお話も当ブログで紹介していきたいとおもいます。

天国で琴子のお友達が増えるのは嬉しくないです。
琴子は寂しがるかもしれないけど、天国に子どもは少ない方が良いです。
でも、今回もこうやって天国で琴子にお友達が出来てしまいました。
琴子が寂しいのなら早く私がって逝きたいけど、生きるというのはそういうことでもないようで、親としては申し訳のない日々です。
寂しくおもわないでね、琴子。
お母さんはずっと一緒にいるから。

開業助産師の方にこの苦しみが解れば良いのに。

人の子なら、死んでも構いませんか?
人の子が死んでいくのを目にして、何も感じませんか?
言い過ぎなのかもしれませんが、それでも足りないくらいに私は悔しいです。