無資格助産の末、母子死亡
昨日の分を今日…ということで、2本立ての日記になってしまった。
今月27日の報道で、東京都内にて、不法滞在の韓国人の女性が出産する際、助産師などの資格を持たない77歳の女が助産行為をし、母子共に亡くなってしまったとあった。
私がこの記事をみたときには既に略された内容だったのだが、先に見ていた旦那が言うには、
「子供は手足が切られたのか裂かれたのか、多分逆子で、それも足位か横位(子宮内で横向きにないっている状態で、経膣だと手から生まれてきたりする※足位になるよりも確率は低く、足位同様、帝王切開での分娩となる)」
だったそうだ。
横位だと切り刻む…これは私は前に助産師会に出向いた時に、席に着き、一緒に話していたある助産師さんが説明したお産の一つ、それも昔のお産の話しとして出てきてはいた。
今回の事件でも横位だったのか、それとも足位だったのか、まず頭位ってことは有り得ないから(あくまでもうちの旦那の話を信用したとして)、いずれにしても我が身におきかえられることなので、人ごとではなく考えている。
旦那も
「うちの場合は琴子だけが死んでしまったけど、君も死んでしまったかもしれない、助産師Hのせいで、恐ろしいことを選択させられてしまったんだと感じた」
と言っていた。
確かに、私が死亡する確率はゼロではない。
でもそれは、H助産所だからということでもなく、全てのお産が持つ確率なのだ。
病院で産もうと、助産院で産もうと、それぞれの場所で確率に変動は出てくるが、何処でもゼロという数値は有り得ない。
但し、今回のこの無資格の助産行為でのお産となれば、確率はぐんと上がるし、私の場合も、平均値よりも高くなっていたのかもしれない。
私は“横位でも助産師Hなら、やはり簡単だと言って請け負ったのだろうか”と考えてもいる。
これはもう推測でしかないけど、当時のあの助産師Hの自信の有り様だと、請け負っていたようにおもえる。
かなり稀なことなので、幸いにも今までに助産師Hのところへ横位の依頼はなかったかもしれないが、断言は出来ない。
こういう報道があると、『助産師の資格がないから』ってことで資格を持つ助産師なら大丈夫っていうくらいに、簡単に論じて片付けられてしまいそうなんだけど、私にはこうとしか言えない―
『助産資格のある助産師に頼んだのだが、酷い助産行為で子供が死んでしまった』