どうなったのかな…

助産師は、私達夫婦に

助産師をやめます」

と、平成15年の暮れにはそう言っていたのに、去年、助産師会から聞いて知って、そして驚いたことに、平成17年の8月にまで、分娩の予約を入れていた。

助産院の閉鎖を正式にしたのは平成17年5月。

助産師会の人が8月のお産について、

「琴子の母さんの気持ちを考えて」

と言ったそうだが、その後、8月の予約の人はどうなったのだろう。

助産師はきちんと断ったのだろうか。

それとも、廃業すると言いながらも受け続けていたということを指摘された際、

「どうしてもと頼まれたから」

という、とても安易な理由で、8月の人も結局受けたのだろうか。


私の気持ちとしては、H助産師が私達夫婦に対して辞めると言ったのだから、それは守って欲しかった。

今更、H助産師が何をしようと琴子はかえってこないけど、

「琴子の冥福を祈る日々」

というような一文があったのだから、そう信じたかった。



近いうちに助産師会に問い合わせてみよう。