8月31日、琴子のお誕生日と命日

去る8月31日、琴子のお誕生日と命日のこの日、3時間半の道のりを行き、琴子の眠る墓地へと行ってきました。

位牌を持って行き、住職さんに話したのだけど、ちょっと耳が遠くなってしまっているのかな、なかなか話が通じず、11時20分に着いていて、11時30分の琴子の生まれた時間に墓前で一緒にいようと計画していたのに、それがちょっと過ぎてしまったのが残念…11時20分に着いた段階では、「凄い! 滅茶苦茶に丁度良い時間に着いた!」とおもって嬉しかったのにな。

位牌は預けてきました。

『死産女』と彫られているところを、『当歳』とするのかな、そんなことを筆談していました。

滅多にあることではないので、住職さんも戸惑いがあるようでした。


琴子のお誕生日は気持ちが複雑です。

「お誕生日」が「命日」なので、親としては楽しくおもえる「お誕生日」を優先して考えたいのだけど、「命日」という言葉の持つ重みからして、そこから脱することも出来なし、する必要も無いとわかっている分、お誕生日を喜ぶ私と、命日を悲しむ私が同居していて、心の整理がなかなかつかないです。

あと、やっぱり前後は涙もろくなる。

号泣するとかはないんだけど、いつも琴子を思い出す場面で、いつもは微笑んでいられることが、やけに涙が滲んできたり…やっぱり特別な日だな。


琴子は幸せモノです。

8月31日には大勢の方から、3歳のお誕生日のお祝いのメッセージを頂きました。

私の誕生日なんて、家族以外の方からお祝いを言ってもらうなんて皆無に等しいのに、琴子は幸せモノだなぁ。

この場をお借りして、お祝いの言葉をくださった皆様にお礼申し上げます。

琴子は3歳になりました!!!