模様替え−蓮の花

ブログ開設以来、なんとなく使っていたブログのデザインに飽きたわけではないのだけど、他に良いのはないかなぁと、何気なく見てみたら、大好きな『蓮の花』があった。

仏教との繋がりも深いことからか、日本人としてのDNAに組み込まれているのか、深い意味はないのだけど、なんとなくずっと好きな花だった。

琴子が死んでしまってからは、余計に好きになり、自分で栽培することなどはないのだけど、絵でも写真でもなんでも、蓮の花を見るのは気分が高揚する。

蓮の花が咲くと、そこには琴子や天使ちゃんたちが座ったり舞ったりしているような気がして、心が温かく、そしてちょっとだけ寂しくもなる。

でも、泣くような寂しさじゃない。

いるはずだけど、見えないっていう寂しさだから、この寂しさには随分と慣れてきていて、泣くことはない。

生きている以上、会いたいけど会えないっていうことだけはしっかりと理解出来たから、会えないことには我慢が出来るようになった。

蓮の花を見ていると、こういう自分の中の気持ちの整理がつくような気がする。


心霊写真は怖いけど、琴子のような可愛い姿が写るのなら怖くないかな?

やっぱり他者にとっては怖いか。

琴子が寒くないように、お腹が空かないように、楽しくあるように…