妊婦が飛行機に乗るということは…
S.Y.'sさんのブログ、こちらもPC起動でネットとなると、必ずチェックさせて頂いています。
ちょっと前のですが、今年の7月12日に読んで以来、反省と共に、ずっと気になっていました。
※太文字引用箇所
先日に私が『それらの意見を聞き、私はおもいました−あぁ、やっぱり妊娠中は遠くに行ったらいけないんだって』と言った気持ちの中には、S.Y.'sさんのこの記事内容の影響もありました。
飛行機は空の上、予定地にしか到着しないのが鉄則で、海外旅行ともなると、一体どのくらいの時間をあの中で過ごすのか。
勿論、国内線でも異常は有り得るから、国際線だけが危険というわけではないのだけど。
で、満期の分娩だったら見てればいいし、着陸までに間に合わないような安産だったらそれに越したことは無いし、時間がかかる分娩なら着陸を待って病院に搬送すればいい。
だから、産婦人科医としては、少なくとも同じ飛行機には、22週未満と36週以降の妊婦さんに乗っててもらいたい、というのが本音かと。ブラックジャックとかゴッドハンド輝の北見先生みたいに応急処置グッズを持ち歩いてる新生児科医が常時搭乗しててくれれば別ですが・・・
出歩くなら、出産前の旅行は安定期に!ってよく聞きませんか?
でも、本当、こうやって考えると、安定期といわれる期間が一番難しい期間なのかもしれませんね。
私がこのS.Y.'sさんの記事を初めて読んだとき、コメントでも書いている方がいらっしゃるのですが、安定期というのが実は不安定期なんだと思い知らされたし、もうダンジは生まれていましたが、ゾゾッとしました。
国内線とはいえ、どえらいことをしてしまったと。
世の雑誌やら何やら、安定期に出掛けるのが良いみたいなこと、見かけませんか?
そう聞きませんか?
でも実際は、安定期は家にて安定してなということなのかもしれず…