K2シロップ、レメディの問題から学んだこと

連日、当ブログに多くの方から貴重なご意見を頂き、感謝しております。

一部であれ、自宅出産や助産院にホメオパシーが浸透し、新生児にまで使われているのは事実であり、それにより、遂に小さな命が、生後1ヶ月で脳死に近い状態になってしまいました。

産科医であるsuzanさんからのご意見が、全てを語ってくださっています。

2009-10-12
産婦人科医師です。
たとえどんな理由があろうと、新生児に「つぶ」状のものを与えるというだけで
すでに新生児を扱う医療者としては失格です。


(2009-10-13)
もう一度申し上げます。

のどの細い新生児、まだ「胃に飲み込む」力の弱い新生児に
「つぶ」状のものを与えているような人間は
新生児を扱う資格がない。医療者の中に入れることは、できません。

手洗いをしないで素手で手術に入る外科医と
どっちがひどいか、考え込むくらいひどい話だと思います。

それがどんなにひどいことか。
これまでに事故が起きなかったという理由は、理由になりません。
危険です。

      • 以上

カリスマだとかなんだとかと評価されていても、実際にその人に頼んで産んだとという人からの評判が良くても、
どんなに「私は異常を感じたら、病院に連絡、搬送しています」と説明していても、
K2シロップに限ったことであれ、していることがsuzanさんの仰っているように、医療者として失格の行為であるならば、この事実は言語道断、カリスマという言葉を、評判を隠れ蓑にした、酷い助産師なのです。

言葉にならない怒りで、琴子に答えを求めるばかりです。


※2009年10月14日追記;
suzanさんから、またもや貴重なご意見を頂きました。
今回のブログ記事に対してのご意見ですので、コメント欄をご覧頂ければ是非。
特に…とおもった箇所を下記に一部抜粋します。
suzanさん、有難うございます。

2009-10-14
「唾液ですぐに溶けるから大丈夫」とかいう反論はあるかも知れません。
でもそれ、絶対じゃないですよ。
子ども(新生児でなく)があめだまをなめていて、
何かの拍子にふっと気道に吸いこんでしまって大騒ぎになったのを見たこと、ないでしょうかね。

新生児は、飲み込むのも詰まるのも、もし起きるなら一瞬だと思います。
口の中なら唾液があるけど、気道にはいれば溶かしてくれるものは、ありません。