“科学で証明出来ないことを理解できる私”は“あなたとは違うんです”
VK2訴訟により、ホメオパシーの問題、代替医療を熱心に取り入れる助産師の問題は公になったようですが、私はこれらの問題で
「ニセ科学なんだから」
とか、
「非科学的なこと」
というのは、多分、自然分娩を望む方には届かないような気がしています。
「科学で証明出来ないことを理解できる私」
このような精神構造があるんです。
さすがに、今回の件でホメオパシーは助産師会から遠退いていくことになるでしょうから、それでも用いる助産師の数はぐんと減るだろうとはおもいます。
もしかしたら、ゼロも実現出来るかもしれない。
でも、きっとまた新たな何か(問題)が出てくるでしょう。
「科学で証明出来ないことを理解できる私」に率先して関わりたくないのが正直な気持ちですが、このような方が親となった場合に、末に子供が死んでしまうかもしれないという可能性を持つ問題が大きくあるので、それが一番残念で、そして怖い問題です。
「科学で証明出来ないことを理解できる私」
「私には何かが出来る」
あぁ、時の総理大臣が最後に言った、
「あなたとは違うんです」これが一番ぴったりくるのかも。
このような方にどう話したら『子供の命を賭けてまでするべきことか』が伝わるのか…