寛大になる必要はあるのだろうか

日本テレビでの無介助分娩、頻産婦の自宅出産を承知の上で好意的に24時間テレビ内で扱うということで、今先ほど予定とされていた時刻より30分ほど遅れての放送となりました。
聞くに地域によって違うとか?
関西の方からは「違う内容だ」という連絡ですから、どういう条件での放送になったのかはわかりませんが、私はあのような内容ならば、どうしてもあの方たちを『大家族の感動、子供達が両親の代わりに働いてプレゼントをあげて有難う』で紹介する必要があるというのならば、分娩後の写真をわざわざ紹介する必要はなかったとおもいます。
無介助分娩、頻産婦の自宅出産という問題を知っての判断なのですから、いくらテロップがついたとはいえ、私自身は寛大になる気持ちはもてません。
放映前に社会的問題を知っての上での判断だということを忘れてはいけないとおもいます。
局側が持たないでいい意地を持ったのではないでしょうか。

まだまだ十分、見直せた内容だとおもいます。
あの微妙な“自宅で水中出産”にも問題意識の低さは感じます。
水中出産の写真とテロップがなくてもよかったのではないでしょうか。


追記;
会場に家族全員揃っての生中継の際に、殆ど自由にコメントすることなく終わったのには安堵しました。
その点はきっとかなり配慮してのこととおもいました。


追記2;
水中出産についても是非>うろうろドクターさんのブログ『水中出産か…orz