無介助分娩の浸透

ここのことは以前にも当ブログで話したとおもいますが、既にツアーは始まってしまっていますね…
一足遅かったけど、まだ間に合うこともあるので、日本助産師会に先程、無介助分娩の講演会が行われていると通報しました。

竹炭職人キム氏のいのち輝く2010 ツアー日程

「私たちは、生きているだけで、最高に輝いている」
第一子を夫婦二人で自力出産。
人間の可能性を確かめたかったから。

とありますが、自力出産というのは、無介助分娩と解釈して問題ないでしょう、プライベート出産だとかと形容が様々ですが、助産師すら呼ばないということですもんね。なので、日本助産師会が先日の日テレのときに「助産師会では無介助分娩の講演会などがあると分かったらすぐに行って、注意したりしている(が、すぐに逃げられてなかなか出来ない)」と仰っていたので、通報しました。是非注意に行ってほしいのですが、中には吉村医院で出産した方も協力しているようですし、日本助産師会の対応がどのようになるのか、来週には連絡をもらえるということです。しかし、対応が確実にあるかは分からないと電話に出られた方は仰っていました。
このようなかたちで無介助分娩を美化して人に薦めるのは、あまりにも無責任な行為です。炭のこと、食事のことと、色々な内容を織り交ぜてとしていますが、やはり一番最初にこのことを語っている以上は、それを他に言い換えたとしても、無介助分娩を薦めることが最大の目的とみておかしくないとおもいます。無介助分娩をやめてくれと活動をしている日本助産師会(と表現しても問題ないですよね?)は、吉村医院に好意的です。皮肉なもんで、その吉村医院で分娩した方が、無介助分娩を薦めるツアーに参加しているのです。これは、やはりお産を軽視している結果だとおもいます。

親が自分の人間の可能性を確かめるためにお産をする? 本当に呆れます。出産は子供を欲しいと願う人間の、子孫繁栄の営みではないのでしょうか。