命の誕生に必要なのは何?

うさぎ林檎さんから、助産師とホメオパシーの親和性、根強い問題をこれからも考えていかないといけないと再認識させられる内容のお知らせを頂きました。
うさぎ林檎さん、ありがとうございます。

琴子ちゃんのお母さん、こんにちは。

kikulogに書き込んだのですが、日本ホメオパシー振興会で行わる"サロン"の告知が出ました。

>11月ホメオパシーサロン「命の誕生とホメオパシー
http://nihon-homeopathy.net/semi-info/salon-tokyo2010_11_17.htm

コレの講師(案内人)の井波千穂子氏の経歴は、この記事ではぼかされていますが、他の記事にはハッキリと書かれていて
http://nihon-homeopathy.net/semi-info/semi-osaka2010_03_11.htm

現役の"日本赤十字社医療センター助産師"、かつHMA卒業のホメオパスだそうです。
このサロン11月とあるように、これから11月17日に開催されるそうです。

サロンの紹介文の文末には
>もう一度ホメオパシーのあり方を、世の中のお母さんも生命に関わる助産師の皆さんもホメオパスのみなさんも、原点にたちかえって考えてみませんか?

とあります。原点に帰れば、ホメオパシーを医療と混同しない、これしかない筈です。
日本学術会議によって、EBMの点からも完全に否定されたホメオパシーに対して、未だに病院勤務の助産師がこんな妄言を撒き散らしている……ちょっと唖然としています。

うさぎ林檎さんが疑問や不安におもうことに、更に憤りを感じることに全く同感しております。

勤務助産師の方でもあるということで、勤務先の院長はじめ、医師の方達はこのような活動にどのような意見を持たれるのかも気になります。助産師の私的な活動とは言えないです。"日本赤十字社医療センター"にも問い合わせたいとおもいますし、日本助産師会にもまた連絡しますし、厚労省にも通報します。
日本赤十字社医療センターは元々、ホメオパシーと深い関係を持つとされる助産師会の神谷理事と提携していますし、「いいお産」というタイトルを好意的に使うイベントの協力もしているので、問題意識よりも、ホメオパシーへの理解があるのかもしれませんね。私の勘違い、思い過ごしだといいのですが。

告知の中で明確なる表現はしていないようだけど、山口の件のお子さんの死がホメオパシーと関係のあることだという自覚をお持ちのご様子。しかし、助産師会がホメオパシーや民間療法との関係は断とうという見解を出したのはご存知ないのだろうか。知っているからこそ、【本当のホメオパシー】として新たな道を拓こう、歩もうとしているのか。
その道は、母子の安全を最優先している道だとおもっているのか? 私には全く違う方向へと続く道にしかみえない。

そんなにホメオパシーが必要なんですか?
命の誕生にホメオパシーは必要なの?