ヒアアフター

今日はお昼過ぎまで用事があって出掛けていて、映画の日なのでそのまま映画を観に行きました。朝から何にしようか悩んでいたのですが、公開時から大変興味わいていた「ヒアアフター」に決めました。しかし、予告のときから映画館に来たことを後悔することになりました…「唐山大地震」の内容が辛くて…この映画は迷わずに観ません。辛すぎます。今も、このリンク張るための作業によって、この作品に触れただけで苦しくなりました。

ヒアアフター」は臨死体験や死んでしまった家族等がキーワードにあったので、それだけで観たいなって単純におもっていたのですが、途中で台詞を読むのが辛くなったり、上記の通り、既に予告で心がズタズタにされていたので、そこに加えて子供の死とか、覚悟していたつもりだけど本気で後悔しました。やっぱり辛い…。でも帰る気にもなれなくて(それでも最愛の人の死をどうやって受け入れていくのかが、それが映画として作られたものであったとしても、気になってならない)、とにかく涙は流しておいて、ただ嗚咽をあげないようにだけ、それだけに細心の注意をはらい、なんとか最後まで観ました。ネタバレするのでラストは書きませんが、途中で「幼くして亡くなった娘の声を聞きたい」というお母さんの願いも叶えてくれよ!とだけは書かせてください。多分、この映画の中で相談した方達の、双子の弟君とこのお母さん以外は「呪い」とおもっても構わないのでは?と言いたくなるくらい、この二人だけは無理を承知でお願いしちゃう気持ちを理解出来ます。

ちなみに…開始時間ギリギリまでは私一人きりだったんですよ。「まさかの貸切?! これならおもいっきり泣ける!」と期待したのに、段々と人が増えました。おもいっきり泣きながら観ることは出来なくなりましたが、もしもおもいっきり泣いていたら、途中から琴子のことだけで泣いてしまっていたとおもうんです。でも我慢したことで感情もコントロール出来たようにおもえました。

音楽もスーッと違和感なく聴こえてきて、とっても良かったです。


次からは予告が終わってから入ろうかな〜。映画は選ぶことが出来るけど、予告は選べないって、それを痛感させられました。