【足の指3本失った・・・出生直後に大やけどの男の子・・2年間の戦い】

昨晩のまま、まだ家族の看病というか、インフルエンザの御陰でブログに時間が作れないのですが、個メールでご連絡くださったKさん、有難うございます。
近くブログでもまたとおもっております。

助産院や自宅出産を考えていらっしゃる方には、なかなか助産師自ら語られることのない事実として、今はこのお話を知っていただくだけでもとおもってご紹介のみになります。

ろくもじより


足の指3本失った・・・出生直後に大やけどの男の子・・2年間の戦い


足の指3本失った・・・なぜ・・・?出生直後に大やけど

今年5月生まれたばかりの赤ちゃんが大やけどをおい足の指3本を失った。なぜ事件は起こったのか、両親と男の子の2年間の闘いを追った。長男の出産は助産院での出産を考えていた父親達、しかし陣痛が早く始まり自宅での助産師による出産となった。生まれてきた男の子は呼吸が弱くかすかな泣き声だった。
4つの病院を回り・・・”重度のやけど”どこで起きた
父親は助産師の助言で男の子が浅野クリニックへ連れていった。浅野クリニックの医師はNICUに連れて行かないといけないと診断、その後男の子は秦野市にある秦野赤十字病院助産師の車で移動。この時男の子の体温は34.7度にまで下がり低体温症と呼吸不全と診断、ドライヤーなどで男の子周辺の空気を温める処置がされた。さらに男の子は茅ヶ崎市立病院へ搬送、この時父親は男の子の足が大やけどをしている事に気づいた。そして重度の火傷と診断され横浜市立大学付属市民総合医療センターへ。結果、男の子は足の指を3本切断。
足の指3本失った・・・なぜ・・・?出生直後に大やけど
男の子の靴下を脱がせるのも辛かったという父親、去年2月には男の子の足に薬を塗る父親の姿があった。父親は男の子が呼吸不全の状態が続いた事により後遺症があるのではないかと不安を抱えていた。そして去年9月、男の子はつかまり立ちが出来、11月には手押し車が出来るようになった。
「大丈夫」だけで説明なし 助産師の対応は
容態が悪くなった男の子が最初のクリニックに運ばれたのは出産から1時間23分後。その間助産師は大丈夫というばかり、行った先のクリニックは救急対応ができない施設。父親ははたして助産師の対応は正しかったのかと疑問を抱く。助産師は父親に対して適切な処置をしたと文章で回答している。去年5月神奈川県助産師会は助産師を除名処分にした。
”ドライヤー”を使って・・・加温処置は適切だったのか?
秦野赤十字病院で男の子に行われた加温処置は適切だったのか?インファントウォーマと呼ばれる器具を使用する事も考えたが別の新生児に使用されていてドライヤーでの加温処置がされた。事故調査委員会の報告書ではいずれの器具でもやけどが生じた原因とするのは考えにくいとしている。神奈川県警は捜査を開始、慎重に調べを進めている。 今回の事件について日本医科大学武蔵小杉病院の医師は新生児医療の問題点について、現場の慢性的な人材不足を指摘。
足の指を失って・・・男の子と両親 2年間の闘い
元日、親子は神社に初詣に向かった。男の子は自分の足で歩いていた。父親は息子に足の指がなくなった理由を伝える事への不安を抱えながら、原因究明が償いであり愛情であると話す。 杉尾秀哉などが新生児医療の問題点について、慢性的な人材不足は一刻も早く解決していかないとまた同じような事件が起こってしまう、事件の原因を新生児医療の為にも解明してほしいなどと話す。


この件は慢性的な人材不足だけの問題ではないとおもっていますが、今日は取り急ぎ...