母の願い −胆道閉鎖症から−

先日の当ブログ【胆道閉鎖症:早期発見へ、母子手帳に便の色見本】に肝ったママ´sのsakuraさんがくださったコメントからのご紹介です。

どうか、ここを読まれている医療関係者さま、出産後の授乳指導・退院指導・退院時に渡す冊子・母乳外来・1週間健診・1か月健診・赤ちゃん訪問、あらゆる機会で便色カードを活用して、「便の色・肌・白目の黄疸・尿の色」の指導・確認をお願いたします。

2か月健診・生後2か月のワクチン接種時に赤ちゃんの肌・白目の黄疸があれば、便の色も確認して該当すれば肝疾患を疑って採血検査をお願いします。

VK2シロップを生後3か月まで毎週投与で疾患による脳出血が防げる事を知りました。
胆道閉鎖症などの肝疾患で発見が遅れ脳出血を起こす危険性も無くして欲しいです。

私から加えさせていただきたいことがあります。
もしもこの記事からのご縁の方で、助産院や自宅出産を計画されていて、
「胆道閉鎖症のことはわかった。でも、私はホメオパシーのレメディがあるから大丈夫」
とおもわれたのでしたら、このまま下記もご覧ください。

他にも関連した記事はありますし、他サイトでも、検索してくださればより多くの情報を得られるとおもいます。
まさか、もう助産師が「ホメオパシーがある」とか、「レメディ飲んでいれば大丈夫」とか、更に「あの山口の子は別の理由で亡くなったのだ」といって、書籍なんかまで用いて説明するなんてことはないとおもいますが、もしもそういうことがあった場合、それらは間違った説明だということを知って欲しいです。山口のお子さんはK2シロップを飲んでいれば、避けられた死であった可能性は相当高いです。
また、いっときは助産師会こそがホメオパシーの講演会をしたりして薦めていたのですが、山口の件があってからは一転、否定しています。

ときに憧れかのように言われる“自然に死ぬ”ということを、まさか自分の子どもでそれを体験するために妊娠したわけではないはずです。産み方は生き方だとかと、妙な言い回しでついつい自分の選択を正しいことのようにおもってしまうかもしれませんが、産み方は生き方なんかじゃないんです。生き方は人に恥じないようにあるべきで、私が琴子を死なせてしまったことは親の無知さを、私の愚かさを露わにしただけの恥でもあることです。
子どもの無事を祈って医療に縋る想いは、それこそ古く、昔の女性が望んだものだったんです。それを私たちはわかろうともせず、有難くもおもわず感謝もせず、「医療に頼るのは愚かな女性」とばかりに見下してしまっているんです。

避けられるべきものは避けて欲しい。治せるものは治して欲しい。
避けられなかった時に、手遅れになった時に気付くのでは遅すぎるし、「巻き戻したい」と本気で願っても、お腹にまた戻ってくれないかと懇願しても、今日には戻れないということを本気で考えて想像してみてほしいです。
お願いします。