ホメオパシー、助産師はアウトなものを嘱託医が薦めていたら?

2014/01/26 CHhom プロフェッショナルホメオパス CH1〜3期 「ホメオパシー助産学④」 講師:池川先生を拝見しました。
これ、アウトじゃない? というのが私の率直な感想です。
なにが? って...

講師の「池川先生」とは、横浜市池川クリニックの院長、池川明医師です。
産婦人科医の池川医師は、助産所子育てサロンの嘱託医もされています。
それも、5箇所で紹介されています。
山本助産院
産屋心和(こころあ)助産院
オハナハウス
そして、神奈川県助産師会が立ち上げた助産所とわ助産院産経新聞でも紹介されていた
また、助産師が主体となった子育てサロンファンディータ(Fanditha)助産院でもある
日本助産師会では、助産師がホメオパシーに関わること、用いることには

助産師がホメオパシーを医療に代わるものとして使用したり、勧めたりすることのないよう

にと、平成22年に「ホメオパシー」に関する調査結果の公表について を報道関係者向けに発信しています。(こちらも是非>「ホメオパシー」への対応について
何故、このような発信が必要になったかというと
お子さんが亡くなってしまいました
という悲劇が起こってしまったからです。

ホメオパシーや民間療法については、成人した大人が自分の責任で自分に使うのは「個人の自由で」、とは思います(言い切るには複雑な心境ですけど>「あかつき」問題を憂慮する会)。しかし、私は正しい情報や認識、そして判断能力を持たない子どもにホメオパシーのような民間療法を用いるのは、事と次第によっては医療ネグレクトだとおもっております。そう判断しているのは親だとしても、このように、医療者が子どもを持つ両親に薦めるような流れに関わることが起因となっている、というのも問題と思っていただきたいのです。

池川医師の池川クリニックのホームページでは、特に医師本人がホメオパシーに関わっているというような表記はありませんでしたが、
池川クリニックにて【ホメオパシー】勉強会。
や、池川クリニックHP内「おすすめセラピー」>『助産師&ホメオパスの遊佐深雪(ゆさ みゆき)です。
といった具合に、ホメオパシーを知らない妊婦さんに知ってもらいたいという気持ち(薦めている、と感じられる)や、教えている可能性は否めませんよね。

池川クリニックにて【ホメオパシー】勉強会。の中には

世間で騒がれている【予防接種問題】。

予防接種は受けるべきか?止めるべきか?そんな事で悩まれているママさんも多いと思います。

ホメオパシー』を使うと予防接種を一つも受けないと言う事も可能だそうです。

これもとても気になるところです。

って、本当に気になるところですね、大丈夫ですか? 構いませんか? これ、問題を感じられませんか? 
受けないのは可能というのは、任意ですから親の判断で確かに可能ですけどね、それで病気が予防できるっていうことになっているんだと思うんですよ、受信者側では。発信者側に非を求めた場合、「病気にならないとは言っていない」という逃げが可能な言い回しにも感じられました。
予防接種についても助産師の教育(指導)を見直して欲しいです。また、もしもこのような内容の勉強会を池川クリニックの中で繰り広げられていたとしたら、池川医師も同じような意見を持つ方だと、私たち産む側はそう解釈することを「間違っている」と言われたくないです。

そして、助産所の嘱託医師制度も見直して欲しいです。
そう、池川医師がホメオパシーを薦めているかもしれないということよりも、そのような医師がホメオパシーを用いるなといわれた助産師の方たちの開業している助産所の嘱託医である、ということが問題ではないですか? と問いたいのです。
助産師には「ホメオパシーを扱わないように」とは言ったけれども、嘱託医が扱っていたり薦めていたりしたら? 
報道関係者含め、関わりのある方たちには問題が解決されていないことを認識していただき、改善に向けて対応をして欲しいのです。


もしも、「琴子の母が騒ぐほど、開業助産師は危険じゃない!」というのであるならば、用いぬようにいわれたホメオパシーに関わりがあると誤解されるのも心外ではないでしょうか? だとしたら、誤解に繋がる関わりは断つ、ということを皆さんが一致団結して実行されたら良いのではないでしょうか。


誤解であろうとなんであろうと、死んだ子どもは生き返りません。前世や胎内でどうであったと言われたとしても、やっぱり、子どもは未来でもあって、子どものお葬式を出すことを私が望んでこの世に生まれてきたつもりはまったくなく、「苦しみを受け入れられないから不幸」なのではなく、子どもが死んだことや、子どもの生命に関わる問題に対して本気で責任を持って考えてくれているというよりも、お金のためだったのだろうとしか感じられない内容に対して、私はいまだに不幸を背負っているとおもっています。なので、お寄せ下さるコメントでは、私が不幸かどうか以外で、助産師には「ホメオパシーを扱わないように」とは言ったけれども、嘱託医が扱っていたり薦めていたりするのは構わないのか? についてでお願いいたします。