一事が万事

先日コメントくださったりりこさんのご意見から今日は考えます。
りりこさん、貴重なご意見をくださり、ありがとうございます。

病院であっても、ひとりひとりを見ながら、その人が何を求めているのかについて
表面的に表れていること以外のところもすくい上げながら、寄り添うケアを提供する
ことが、特に助産師を含めた看護職に求められていることのように思います。
鳥さんにとって、良い選択がみつかりますように。

もしもその当事者は母に手をつながれた子供だったらどうなるのだろう?
ホメオパシーの問題にしてもそうですが、大人が自分に与えられた病名がガンでもエイズでも、どういう治療をしようか、どう解釈しようか、選択の自由はあるでしょう。
でも、子供の相談でもこう答えられるのでしょうか。
助産師、看護師であろうとも、妊娠・出産で得られたこのような価値観によって子供の生命に関わっていくことに対して、責任というものはないのでしょうか。
母親にとっての良い選択が子供の生命を脅かすかもしれない、と考えることは普通にはないのでしょうか。
いちいち問いかけないといけないことなのか。
助産師の方たちへの疑問はここにあるのではないかと、そう痛切に教えていただいたような貴重なご意見でした。