13歳

琴子は生きていたら今日、家族と一緒に13歳のお祝いをしていました。

琴子、お誕生日、おめでとう。
家族は琴子の姿を見てお祝いを言えないのですが、琴子のお誕生日をことあるごとに、お祝いしています。
昨日、台風によって学校が休みになった妹と弟が心理テストを楽しんでいて、家の中に女の子がいて守り神になっている(心理テストというより、心霊テスト?)という結果に至ったらしく、ダンジが真っ先に
「琴子お姉ちゃんのことだ!」
と叫んでいました。
リンズもまったく否定せず、「すごいね、当たってる!」と繰り返していました。
仏壇の朝夕のことも、リンズが欠かさずにしていたり…もしかしたら、お姉ちゃんに何かを相談したりもしているのかな? 
琴子がずっと一緒にいてくれていると、家族それぞれが感じているままに、これからもずっと一緒にいてください。

13歳、おめでとう。
あなたと同じ年の子たちが中学校での生活に慣れてきた様子を見る度に、天国でも同じように楽しくしてくれていたらと願うばかりです。