【足の指3本失った・・・出生直後に大やけどの男の子・・2年間の戦い】更なる戦いへ 2

二宮・新生児医療ミス:女性助産師、嘱託医らと連絡取らず/神奈川Yahoo! ニュース)(魚拓

件の助産師と、助産所のある同県内の助産師の発言があったので、残しておきます。

 この初期対応について、県内のあるベテラン女性助産師は「救急車を呼び、連携先の病院に搬送すべきだった」と疑問を投げ掛ける。「助産師も、搬送された側の医師も最善を尽くそうとしたのだろうが、結果的に二重三重に後手に回った」とも。

呼ぶべき救急車を呼んでいないのに、“最善を尽くそうとしたのだろう”とおもえるのが私には理解不能。それも、搬送を受け入れた医師たちと同等のレベルでの解釈? 有り得ない。



私は嘱託医とか、提携っていう制度がもう限界というか、本来の問題の隠れ蓑のようにしかなっていないとおもっています。「これがあるから安心・安全」とおもわせる材料にしかなっていない。そうして、実際に搬送を受け入れている病院側はどうでしょうか? 提携先としていたところへは、いざというときには搬送されていないということもあるようです。
それは要するに、もしかしたら検診のときだけの関係? と思える内容です。それはもしかしたら、時には「提携先では間に合わない状態」という、医療設備、マンパワー等の問題もあるのかもしれません。しかし、搬送先の違いに納得できないでいた方もいます。


私は医師・病院との提携っていうのはもう撤廃すべきだとすらおもっています。「搬送先」が訴えられても、まだこの矛盾に意見は生まれないのでしょうか。もちろん、ときには搬送先での問題というのもあるでしょう。しかし、こうやって「巻き込まれる」というのは少なくもないでしょう。公での報告はできませんが、事実、その事例もあります。助産師が搬送をお願いした先で生じる問題には、どうしてもその結果が出た場所も巻き込まれる。「助産師だけを訴えたかったのに」という言葉は私に当時、印象的に残りました。依頼以来、提携、搬送というのには疑問を強く感じるようになりました。
助産院や自宅出産で産む」ということのリスクをぼやかすだけのこの制度は、誰のためのことなのか、最近は疑問しかありません。誰も幸せになっていないじゃないかと、疑問におもうのです。