ゼロ・グラビティ(ネタバレあり)

ネタバレと事前に断るとしても、時期的にまだどうよとおもったりして今になったけれども、
アカデミー賞ゼロ・グラビティ」7冠
でまた話題になっているから、時期的にまたどうよ...だったり?


過日のことではありますが、「ゼロ・グラビティ」を鑑賞、しっかりと泣きながら帰ってきました。
一人で行って良かったとおもいましたね、空いていたのも良かった。
あんなに涙が流れちゃって、館内で同席となった方たちにどうおもわれたかがちょっと心配なくらいに、
「子どもを亡くした母親のお話」
なんていうのが私には事前情報になかったので、不意を打たれてしまいました。
正直、その設定を知った瞬間に、「しまった!」とおもったのです。
ちょっと避けたい話かも...って。
あと、「子どもを亡くしたことがどうだっていうのさ!」なんて、ちょっとドラマチックにしたいからって軽く扱われるような気もしてしまっていたのかもしれないのですが、そんなことはありませんで、
素晴らしい! 
と、この設定に拍手でした。
最終的に私が一番感動していたのは、宇宙空間の映像とか、スリルとかではなくて、死後の世界を少しだけ明るくして見せてくれたことや、前向きな気持ちになれたからこそ言えた「天国にいる娘に会いにいってくれ」的依願のところで、完全にシンクロ、涙腺決壊。
あぁ、この映画スタッフの中にも、もしかしたらお子さんを亡くしてしまった方がいたのかもしれないと、クレジットロールで流れるスタッフの名前に感謝しまくり状態。
気持ちをわかってくれてありがとう! って、心からの感謝です。



子どもを亡くした母親が元気になっていける展開、最高でした。

思い出しただけでも、あの主人公の方が子どもへの気持ちを託した瞬間になれてしまって、泣けちゃう...


さ、また頑張ろう。