昨日に続いて…『きちんと育ててよ!』

昨日の『きちんと育ててよ!』にくださったコメントの書き込みを読み、コメントへの返信も兼ねて、そのまま今日も。


頂いたコメント内「お母さんかお父さんはどこ?」と聞き始めるところからして、なるほど!

これはとても参考になりました。

あのふんぞり返って、何故か堂々としている親にはとても刺激的な、開口一番に最適な言葉ですね。

そして、親が仮にいなかったとしても、言われた子供たちは、とりあえずは乱闘を止めることになりそうですね。

あぁ、この一言が私にも言えていたら…


昨日は書かなかったけど、もう一組の問題親子もひっそりといました。

壁には

『飲食禁止』

とあるのに、棒のついた飴をずっと舐めている男児と、椅子に座って、携帯でメールでもしていたんだろうな、踏ん反り返った親父。

見ていて、ハラハラしたし、不快だった。

私は見ている間中、割り箸の男児の話をおもう。

いくら『しっかりとした子供』と親父は信頼していても、所詮は未就学の幼児。

仮に就学児だとしても、転べばどんな危険だって有り得るわけで、そもそもが飲食禁止の場なのだから、飴に棒がついていようとなかろうと、飴は口からださせるべきだ。


ある人が言う。

「昔の『子供の喧嘩に大人が口を出すな』は、子供の中に大将がいて、きちんとした規則のようなものがあった。

ある程度のところで、大将が『それ以上はやるな、やると大人に叱られる』というようなことで、皆に教えることができる者がいた。

でも、最近はその大将がいないから、大人が口を出さないと、どんどんエスカレートをして、取り返しのつかないことになってしまう。

今の『子供の喧嘩に大人が口を出すな』は、無責任なだけ」

このことからして、時代は決して良い方向には向かわなかったということがよくわかる。


オレオレ詐欺とでもいうのか、先日にはテレビの報道番組の中、詐欺会社を遠くのビルから撮影し、詐欺の電話をしてきている内容と、窓の奥に見える若者の口の動きが一致したというのをやっていたのだけど、この詐欺会社の社員らしき男性の映像、皆が皆、そこら辺りにいるような若者ばかりだった。

街ですれ違ってもあまりにも多いタイプで、印象には弱そうだし、「えー、君、詐欺会社にお勤めして、平気であんなに暴言吐いて入るのぉ? そんな風に見えなーいッ!」と言いたくなる奴ばっかりだった。

そもそも、あれが仕事といえるのかも疑問。

もし、自分の子供や身内の人があんなことを生業にしていたら、私だったらどうだろう。

まず即刻辞めさせる。

でも、辞めさせることが親の義務ではなくて、こんな仕事を選ばせないように育てるのが義務なのではないか。

そして、これは親だけの責任ではなくて、地域の人たち皆の責任だろう。

その場が良ければ、自分さえ良ければというような何かがそこ等中にある。

品がないことばかり。


いつの間にか、すっかり平和じゃなくなった。