震災後の助産院や自宅出産はどうだったのか?

昨夜も大きな地震がありましたね。
余震といっていいものか、とおもうほどに大きかったです。栃木は震度4と言われていますが、もっと大きかったように感じました。新たな被害を最小限に留められるように祈るばかりです。

さて、3月11日以降、ライフラインが停止している、病院ではどうだとかという話は常に聞いていましたが、多分、私だけではないとおもいますが、「こういう状況下で、助産院や自宅出産はどうなっているのか?」という疑問に、一例、ネットで知ることが出来ました。ある方が個人メールである助産院のブログを教えてくれました。東北の助産院でのことです。停電の最中、懐中電灯とランタンで分娩。それも、助産師の自宅が助産院のようで、在宅介護の老父のベットサイドでだそうです。これは仕方の無い対応なのでしょうか?
私は在宅介護の老人のベットサイド以前に、あのような非常事態の中でも「産み方を優先」するべきなのかがわかりません。まぁ、だからといって、被災地の病院にお願いします!と簡単に丸投げするのも病院の状況をおもうと言っていいものかと難しくなりますが、しかし、搬送がいつも以上に機能果たせない状態の中で、「分娩途中で異常が感じられたからここからお願いします!」はどうなのでしょうか。

まだ何も落ち着いていないのは分かるのですが、この震災で医療崩壊を痛感すればこそ、社会全体の緊急時にはどうするべきか? と助産院や自宅出産の在り方を考えておくべきではないかとおもいました。

まぁ、あるMLでは「分娩台や装置に頼っていない助産院、助産師は停電にもびくつきません」的な発言がありましたので、こういうときこそ頼ってという意見もあるでしょうね。そういうご意見も含めて、公の場で話し合って欲しいです。
公の場があれば、私もそこで
「産み方に固執せず(させず)、開業助産師も病院へ集合し、一人でも多く安全性を求めて分娩出来るように協力し合うべきだ」
と言わせて頂きたい。

出来れば、少し落ち着いてこられた開業助産師の方で、実際にどうだったかをお聞かせ頂けるとありがたいです。今日のはあくまでもネットで確認出来た1例です。良かったらどうされたかなどをお聞かせください。宜しくお願いいたします。