私がおもう「助産所評価説明会」への不足点

“助産所管理者の皆様へ - 日本助産評価機構”ということで、非常に内容が気になりますが、いかがなものでしょうか。できれば、日本助産評価機構や日本助産師会以外の、医師の方たちが調査、審査できる組織とかで評価をお願いできないでしょうか。

当機構は、地域に根ざし母子に寄り添って積み重ねられてきた助産所の実践が、より広い社会の理解と信頼を得られますよう、客観的で中立的な立場からの認証評価を行っております。

これはどうでしょうかね、客観的で中立的な立場が同業の集いに果たして保てるものなのかは、助産師会でなくても疑問におもうところです。やはり、この文言を正しいものとするならば、別組織であるべきだとおもいます。
ちなみに、日本助産評価機構は特定非営利活動法人日本助産評価機構(JIME)でして、所在地も日本助産師会館3階、連なる名を見ても、「日本助産師会」なわけです。

受審ご希望の助産所は、説明会への参加が必須となっております。

母子のために存在するのが助産所ならば、抜き打ちでバンバンやってくれるべきだと思いました。なので、

適格認定助産所は、質の高い助産実践を提供しているという社会的評価が得られるとともに、日本助産師会賠償責任保険料の減額が受けられます。

というのは、事前に得た情報によって出された合格点ということで、高校時代に「明日は制服などのチェックがあります」(あまりにも遠い昔の記憶で、なんと言われたのか正確に思い出せなかった...)と先生に宣言された翌日はみんな、制服の丈や髪型は全員が生徒会長並で、校内には“優等生”が並んだものです。
全く意味がないないなんておもいませんが、母子のためになる、母子の安全性を高めるための調査や審査をして欲しいものです。別組織にも。