私の望みとしましては...

日本助産師会出版のホームページには、様々な情報が盛り込まれています。中にはセミナーの紹介も。今年の2月4記載のものでは「薬膳を知って妊産婦のからだつくりを応援しよう」など、誤解を招く要素がたっぷりのものもあります。私的には先日のこのような発言を思い出せてなりません。

こういうセミナーなどの紹介を見るたびにおもうのですが、実際に生じている事故から学ぶことを真っ先にしようとはおもわないのでしょうか? 多分、世間一般で助産所、開業助産師の事故として知られているのはホメオパシーとK2シロップと、足の指を失ったお子さんのことだとおもいます。この2例しかテレビでも言われていないような状態ですからそれも仕方ないことですが、日本助産師会は他の事故の報告も受けているはずです。お子さんが無事であったケースでも母体にどのようなことがあったのか、植物人間になってしまったお子さんの話とか、報告と、そして調査があるはずです。

母子のための助産所、自宅出産とするならばこそ、切に願います。