堂々と無介助分娩

呆れるとしか言えないけど、かといって仕方ないから無視していようとすることが正しいともおもえないですね。
無介助分娩に対して警告を発している助産師会の対応がどういうものなのか、興味があります。
ちなみに、私はお産について考えるということで集っているお鍋MLというのに加入していて、そこで助産師会の方が無介助分娩をさせないようにという投稿があったこと、助産師会の方も加入しているということも存じていることから、お鍋MLに下記のブログと講演会の件は投稿しました。

ブログ>竹炭職人キム内8月16日記いのち輝くツアー

いのち輝くツアーということで、自宅で無介助分娩をされたご夫婦の宣伝等、ご覧なってください。
他の日の内容を読んでも、このツアーをどんどん宣伝してくれってあるのですけど…全く問題を感じていらっしゃらないことには驚きというか、まぁこういう方達の言動・行動等には私にも慣れがあるんですけどね、そしていつもなんですけど、自然、昔と仰りながらインターネット、パソコンは使われているってことにも…

自然分娩で有名な医院の婦長5年の助産師の方も講演するとかと、色々と絡まっているようです。


これは個人の価値観の問題ではないと先に申し上げます。
『自分のブログでなんだから、何を言っても構わない』
という次元ではないし、講演会まで開くということには、宣伝するだけでもそれ相当の責任を持って欲しいです。
ましてや、無介助分娩は非常に危険な行為だということを、自然分娩を推奨している助産師会(と私は解釈しています)ですら警告しています。
助産師会がこの講演会の存在を知りつつ、警告を出しているんだから後は個人の判断でという姿勢なら、無責任極まりないし、こういうのって、厚生省すら管轄外なのでしょうか。
講演日からして、既に時が遅いかもしれませんが、しかし、助産師会だからこその警告や忠告等、やれることがあるとおもいます。

見ず知らずの誰かのために…

いつも拝見しています“産科医療のこれから”の記事より
2009年6月17日の中にある
【産科医解体新書】(42)緊急優先…どこまで我慢?
MSN産経ニュース ‎2009年6月16日‎>救急搬送受け入れ問題(全3頁)

『見ず知らずの誰か』、その方が健診にも行かれている方で、遠出もせずに過ごしていたのに生じてしまった事態であれば仕方のないこととおもえますが、安易で無謀な計画、行動の中でのこととなれば、その搬送は事前の対応で避けられたのではないかとおもったり、もしも最悪、自分がベッドや医療を譲ることで、子供の命や予後に異常を残してしまったら、その責任を求めるような心情にもなるのではないでしょうか。
もしも正当に過ごしていた側が無謀な計画の方に譲った中で最悪な結果になった場合に、その事実を知ったときに、“患者さん同士の度量”を問われる中、
『今の産科医療の崩壊をおもえば仕方がない』
なんておもえるでしょうか。
当然、安易で無謀な計画をしていた方にはその責任を問いたい気持ちになるでしょう。
それでも、子供が生まれる前に旅行をしたかったとか、病院では産みたくなかったとか、助産師とはいえ、家族以外の介入は不自然だからという自分の気持ちの方が大事なのでしょうか。

記事をご覧頂いた上で、安易で無謀な計画を考えられている方のご意見を伺いたいところです。