知識の仕度
裁判が始まって、他県で産婦人科を開業している医師Xさんと出会えた。
あるメーリングリストで琴子と私の話を知り、連絡をくれたのがきっかけで、以後、メールで何遍もやりとりをしている。
先日、とても参考になる資料が届いた。
医師Xさんが送ってくれたもので、英文の資料もある。
英文は私には無理なので、これは弁護士に見てもらうとして、とりあえず日本語の資料に目を通した。
まだざっとしか通せていないのだが、逆子の分娩について、図で説明しているものもある。
自分の経験も手伝って、どの絵も琴子に見えてくる。
そしてどれだけ危険なお産に挑まされていたのか、図からだけでもそれが伝わってくるくらいなのだから、あの場でHは相当焦っていたのではないかと感じた。
医師Xさん、ありがとうございます。
今、頂いた資料に目を通し、勉強中です。
疑問点など、まとめ次第、連絡します。
ありがとうございます。
琴子は幸せ者です。
この地上で生きることは出来なかったけど、医師Xさんをはじめ、大勢の方に今でも大切にして頂いて、本当に幸せ者だと感じます。
親として、これほどまでに嬉しいことはありません。
親として、琴子の親として、これも育児です。