“自宅分娩”で検索したら…
自宅分娩について考える 2005年12月27日
『自宅分娩』で検索し、ある掲示板に辿り着いた。
そして、ゲンナリ・・・
自宅分娩だけのための掲示板ではなく、お産についての情報交換の場となっている某掲示板。
比較的、助産院で産みたいという人が多くいるらしく、更には『海辺で産みたい』というのもあり、そんな私のお産を誰か、助産してくれないかという相談まである。
ただ、この掲示板は同じ意見の人の集まりばかりではなく、安易な発言に対して釘をさす人も頻繁に現れている。
そんな中、ありました↓
『助産院や自宅で産んで事故にあった人も大勢いる。
どうしてそれらが公にならないのか』
に対し、
『それは自己責任だから。
助産院や自宅を選んだ人は、仮にどんな結果であれ、自業自得』
という内容の言葉。
現実をもっと知って欲しい。
だったら病院だって同じでしょ、出産というのは、多くの方が自分達で産む場所を選択出来る。
食事で決める人もいるでしょう、お金で決める人もいるでしょう、評判で決める人もいるでしょう、外観で決める人もいるでしょう。
皆、自己責任であり、何があっても自業自得でしょう。
自宅分娩で悩む産婦さん。
今回は二人目の妊娠で、第一子が安産だったらしく(病院)、それもかなりの早さで生まれたようで、更に依頼している助産師は車で1時間。
もし助産師が到着する前に生まれてしまったら、どういう処置をしたらいいの? と聞く。
それに対し、「助産師さんに聞いておこう」という前置きの上で、色々と具体的な助言がされていたり。
これは私が聞いた、ある人の話。
自宅出産を選択、陣痛が始まったので助産師さんに電話したのだけど繋がらず、結局旦那さんと二人きりで産み、旦那さんは二度と自宅はごめんだと言ったそうで、十分に起こり得る心配。
他には「医者が助産師を攻撃する」というような内容もある。
私の場合、H助産師は計画的にか、帝王切開でお子さんを亡くした人の話だとか、その他、医者を攻撃する発言もあった。
だから、これはお互い様なのではないかと。
他の掲示板も寄ってみた。
そこにあったのは
『助産院で出産しようとしたら大量出血の末、病院へ搬送された。
後日見舞いにきた助産師に“あなたの食生活が悪かったからだ”と言われた』
更に驚いたことに、書き込んでいるある方の通っていた助産院では、予定日を過ぎた妊婦さんに、助産院で促進剤を出したと…
更に更に、『自宅出産専門の開業助産師には嘱託医はいらいない』とも。
これって本当なの?
あと、中毒症の妊婦さんを受けた助産院の話も。
琴子のことがあって、私でも知ることが出来たから、「え?」なんておもえることだけど、当時の自分自身を振り返っても、助産院では受けてはいけないとかハイリスクがどうだのとかって、“順調な妊婦”であり、尚且つ医療従事者が近くにいなければ、なかなか知ることが出来ないことではないかな。
こちらの掲示板では私の話も出ていた。
私は卵巣腫瘍破裂で手術の経験があり、癒着の危険もあるのだから、その点だけでも助産院は受けてはいけないことだったのだろうが、H助産師だけでならず、里帰り出産する予定だったY院でも受け入れていたということに批判の声もあがっていた。
HもYも私が手術の経験を話し、大丈夫かをきちんと聞いたけど、どちらも「問題なし」と即答していたいし、日本助産師会でもこの判断に問題なしと明言していた。
また時間のあるときに、じっくりと。
今日は目に付いた内容だけを紹介しました。