警鐘すら鳴らせずに苦しんでいる方たちがいる
悔しいです。
このブログを通じて、色々な方からご連絡を頂くようになりました。
医師の方、助産師の方、ご自分の出産を経験したことで想うことのある方−
そして、助産院で出産したことにより、母子に悲しい結果を残してしまったと後悔している方……
日本助産師会は、琴子を亡くした年の10月に出向いた私たち夫婦に対し、改善を約束しました。
でもそれを信じたいとおもったけれども、おもうだけでは変わらないと感じた結果、私は提訴しました。
私は提訴したけれども、助産師会が私たちに約束したことは、本来は当たり前にあるべき『安全』のための改善ですから、搬送を受ける病院の方たちをも含め、お産をする人、関わる人たちに向けたものであって、私たち夫婦だけの問題ではない。
でも、私にくださるお話は、あまりにも酷いものが多いです。
そして、皆さんが自己責任に苦しみ、このブログでも紹介できないままでいる。
悔しい気持ちを抱えたまま、警鐘すら鳴らせずに苦しんでいる方たちがいる。
改善を約束してもらってから4年は経ちました。
どうなんですか?
子供が死んでも、母親が死んでも、子供や母親に障害が残っても、子供や母親の意識が戻らなくても、それぞれの助産院は今日も助産院のままです。
無事に産むことが出来た人の話ばかりです。
助産院、自宅出産を計画されている方には『安全に対する意識』を何度も話し合って欲しいです。
搬送についても、ちょっとでも異常がある・感じられるときには速やかに搬送を決断して欲しいとおもうようにして欲しいです。
分娩後の飲酒についての件も、あれ以降は回答がありません。
助産院のHPなどを見ていると、扱えないお産のことなど表記がありますが、分娩中の異常などには触れていません。
分娩後についても。
言葉で表現しきれない悔しい気持ちがあります。