『反医療』の現実とホメオパシーの問題

昭和育ちさんのご指摘から、今まで私は医療を否定している方たちを『非医療』と表記していましたが、『反医療』に修正させていただく事としました。
過去のものに関しては、コメント欄含め、修正作業が不可能ですので、ここからとします。
昭和育ちさん、ご指摘有難うございました。

その『反医療』といえる内容があります。
開業助産師のブログです。
わたしの『ほのほ』 - ほのほブログ
その中で
2009年6月24日「わたしの『ほのほ』」という記事があります。
助産師となった件からが反医療です。
この内容は、反医療です。
ご自身は「これは反医療です」と言われたら、立場(嘱託医をお願いしていることとか諸々)の問題からして「違います」と仰るかもしれませんが、どういう言い分であれ、この内容は反医療を唱える内容です。
こういうことに、自分に都合の良い情報を探している方たちは刺激を受けてしまうのです、影響を受けて行くのです−
「そうだよね、やっぱり病院で生まれた赤ちゃんは可哀相だよね!」
「意味も無く、陣痛促進剤を使うんだよ、病院って! 先生の都合でしかないんだよ!」
−では、助産院で死んだ琴子や、自宅出産で一生を奪われた母子は可哀相ではなく、むしろその死や事故は賞賛されるものだというのでしょうか?

病院でも事故はあります、亡くなる方はいます。
しかし、それだけを強調し、助産院や自宅出産で生じている現実を伝えないのは何故なんですか?
もしも正しくあろうとしている助産師であるならば、病院での話より、助産院や自宅出産で生じた事故を基にしたお話をするべきではないでしょうか。
この助産師の方は、自身の助産院で、ホメオパシーの講習会も開かれています(ブログ内で御確認頂けます)。
その案内文で、
『*事情より急遽取りやめる場合がありますので、あしからずご了承ください。その場合こちらから連絡させていただきます』
というお断りの文言があります。
他にも色々と教室を開かれているのですが、このお断りがついているのは、ホメオパシーの講習会だけです。

また、予防接種について、助産師が何を講習すると?
これも本来は凄いナーバスな問題ですよね。
子供の持つアレルギーや他持病等、主治医と相談するように促すのが、本来の助産師としての役目ではないでしょうか。
それとも、はなっから予防接種には反対とかっていうことかな?(推測にしか過ぎません)

助産師として逸脱した行為ではないでしょうか。
これは、助産師が、その助産師としての資格の下でするべきことでしょうか。

助産師としての資格をもってのことですから、こういう問題提議に対しても責任をもって接して欲しいです。


尚、当ブログでご意見くださったり、私がするべき作業・調べ物をしてくださるうさぎ林檎さん(いつも有難うございます!)からのご報告にもありました通り、助産師会の現況には期待が出来ません。
(09/10/14)
日本助産師会のHPで気になる記述を見つけました。平成21年度開催の研修会・セミナーの内容です。
(中略)
助産所における医療安全管理研修会 平成21年10月31日(土)〜11月1日(日)
助産所の管理者は、医療安全管理に積極的に取り組むことが求められます。そこで、助産師業務や助産所における医療安全管理を理解しておくことが重要です。」
・産科医療における事故事例から学ぶ 陣痛促進剤による被害を考える会 代表 出元 明美

産科で起きた問題の検討も重要でしょうが、助産院で実際に起きた事例を検証する方が有意なんじゃないんでしょうか。何と言うか・・・色々疑問です。

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私もうさぎ林檎さんと同じ疑問が生じています。
なんで? なんで医療事故から始めるの?
助産院や自宅出産での事故からこそ、学ぶべきじゃないの?
こういうのって、反医療がチラホラとっておもえてならないのですが…
私の琴子や、他の方の犠牲となったお子さん達、お母さん達からは学ぶことがないの?
なんだったら、私が一緒に研修会に加わりますよ、一緒に考えてくださいよ。