「自然なお産を考え、女性に優しい会陰縫合術を学ぶ」?

ツイッターでうさぎ林檎さんから伺い、知りました。
うさぎ林檎さん、有難うございます。

(社)日本助産師会で案内されています>緊急時の助産スキルアップセミナー
公益社団法人日本助産師会 研修会セミナー一覧「自然なお産を考え、女性に優しい会陰縫合術を学ぶ」]

びっくりしました。これ、参加申し込み開始日が12月1日ってあるのですが、多分、去年の日付。ってことは、あのパブコメの意見の受付最終日を全く待たずに、どんどこと始めていたというわけです。
PDFファイルも是非。

第25 回 日本助産学会 学術集会 プレコングレス
社団法人日本助産師会 主催
緊急時の助産スキルアップセミナー
「自然なお産を考え、
女性に優しい会陰縫合術を学ぶ」
講師 進 純郎
(聖路加産科クリニック)
助産師は母と子の誕生を支援する専門家として、時として「臨時応急の手当
てをする」ことが必要な場面があります。緊急事態発生時に迅速に対応できる
知識と技術は、不可欠です。
これまで日本助産学会研修教育委員会が主催してきた「女性に優しい会陰縫
合術」の研修会を、より実践に即した内容にし、今回は社団法人日本助産師会
主催で開催いたします。日本助産師会会員、助産学会会員の皆様はもとより、
分娩に携わる多くの皆様のご参加をお待ちしております。
日時:2011 年3 月4 日(金) 13:30〜16:30(受付開始13:00)
会場:名古屋国際会議場
参加費:日本助産師会会員または助産学会会員10,000 円
非会員 15,000 円
定員:50 名
継続教育ポイント:安全ポイント1 点
協力:ジョンソンエンドジョンソン
申込方法 FAX(機関紙巻末の「研修会・セミナー受講申込書」)またはホー
ムページからお申込みください。
詳細は今後のHP、機関紙をご確認ください。

講師の方は、もうこの世界では有名な方ですね…またかよっておもったのは、私以外にもいらっしゃるとおもいます。
あえて「女性に優しい」とするのは、今までの会陰切開は女性には優しくなかったとして、それ(女性に優しい会陰切開)が出来るのは助産師だけだ!とするためでしょうかね。女性に優しいってなんだろう…私、会陰切開を受けましたが、優しさとか、そういうのって感じることなのかな? なんだか気持ち悪いですよ、逆に。
あと、「自然なお産」というのを今後はどういう扱いにするのだろうかとおもっていたのですが、やっぱりこの言葉は必須なんですね。無理やりにして、自然なお産と女性に優しい会陰切開で、会陰切開を今まで否定していたことを誤魔化していく感じなのでしょうか。会陰切開だけにしているところが実にずるくて、会陰切開をそれこそ一番の身近に起こり得る悪として、医療行為や病院そのものを叩いていたのがこの方の近くに多くいらっしゃると感じています。

これまで日本助産学会研修教育委員会が主催してきた「女性に優しい会陰縫合術」の研修会を、より実践に即した内容にし、今回は社団法人日本助産師会主催で開催いたします。って、更に驚いたのが、日本助産学会研修教育委員会というところが主催で既に始まっていた研修会だということ。この日本助産学会(研修教育委員会)を調べたけど、よくわかりません。

もう切るんですね、きっともう決まってしまっているんです。悔しいです。「病院はすぐ切るよ」「医師は母親の気持ちとかなんて関係ないんだよ、早く終わらせたいだけで切る」とかって何度も私は聞いているし、目にしていましたが、誰にも頼まれていないのに、自分達から切ろうとしている。今までの過去にあった会陰切開を否定していた助産師の方たちは、この流れをどうおもうのでしょうか。ずるいですよね、おかしいですよ。
あと、開業助産師が助産院や自宅出産でも切って、そして縫うのですか?