【妊婦のエコー「出生前診断になり得る」 学会が見解案】

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【妊婦のエコー「出生前診断になり得る」 学会が見解案】/asahi.com朝日新聞社
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ツイッターで医師の方達がお話してくださることからも、また沢山の情報や問題を教えていただきました。ツイッターとの関連て難しくて、ここで個人名(HN含)をあげさせて頂いてのお礼をお伝えできませんが、この場で御礼申し上げます、有難うございます。

エコー診断は開業助産師の方たちがエコーを持ち、健診時にエコーを使っているということや、携帯用のエコーまであるということ、これらは以前から当ブログ内でも何度となく「助産師がエコーを持ってしていることは一体なんなのか、診断ではないのか、診断だとしたら違法ではないのか?」とお話させて頂いていることもあって、ずっとずっと、気になっていることのひとつです。今回の見解がきっかけとなってくれるのでは?と、ちょっとは期待させてください。
さて、記事より>

 通常の妊婦健診では従来の出生前診断はしないが、超音波検査(エコー)は実施されている。近年は胎児の染色体の数が多いなどの異常の可能性もある程度わかるものの、医師も妊婦もこれが出生前診断になるという認識は薄い。日本周産期・新生児医学会の昨年の調査では、半数の産婦人科医が妊婦の同意をとらずに検査していた。

出生前診断というのが凄く特別なことのようについさっきまでおもってしまっていたのだと、ツイッターの中での医師の方のご意見により気付かされました。そもそも、エコー(診断)は母子の異常を知るためにあるのではないのか?というようなこと。そうなんですよね、エコーってなんのためにしていたのか…出生前診断により胎児に異常がみつかった場合の対応、フォローも含めて私が簡単に意見できることではないのですが、赤ちゃんの心音を聞く、推測であれ成長を見守るためだけ…でもその成長を知るのって、やっぱり異常があったら知っておきたいという気持ちもあったような…出生前診断による親への告知の難しさなど、ツイッターで教えてくださった医師の方のお話も、お許し得て今度記事にしたいとおもいます。
今回の見解により、エコーを受ける妊婦に対して胎児スクリーニング全般について同意書をもらうことになりそうな流れがあるそうです。これは診断が出来る医師のいる病院でのことでしょうから、開業助産師の方がするエコーとの関連はすぐにはどうこう言えないとおもいますが、充分に関連する問題とおもいます。
曖昧にしてきた問題です、これを機に開業助産師の方たちがどのような意見を出されるのか、今後はどのような対応をするのかなどをきちんと明示して欲しいです。