続・助産師教育の見直しと再教育を求めます

前回の「助産師教育の見直しと再教育を求めます」(2013-08-08) にタカ派の麻酔科医さんがくださったご意見からです。タカ派の麻酔科医さん、ありがとうございます。

今、ナースプラクティショナーというものが進められつつあります。看護師にある程度自律的に仕事をさせて、医師の負担を減らす、医師不足を補うという主旨であるようです。その状況で助産師の教育を見なおしても、おそらくは状況は変わらないでしょう。仮に、助産師あるいはナースプラクティショナーになった人が個人として適切な情報を発信したとしても、マスコミを通じて発信されるお役人様のご都合に合わせた情報が、普通の人たちをたぶらかすからです。そんな状況で、自分の商売を成功させたいという意図を持つ助産師やナースプラクティショナーが、少しだけ脚色して情報を流せば、残念ながら自己責任というものを知らぬ間に押し付けられた気の毒な人が出てくることになります。
 財源の削減を目的にして、医師主導の医療に対しての医療不信を掻き立てている方々がいる限り、普通の人は、最善の医療を疑い、安全性に問題のある医療に信頼を置くおかしな状況は変わらないのではないでしょうか?

“いいお産”とは何か? −3 産婆から助産師への歴史と業務拡大について」の中でふぃっしゅさんからいただいた資料に
ナースプラクティショナー制度と助産師 /遠藤俊子(京都橋大学看護学部
があるので、再読します。

自分の商売を成功させたいという意図を持つ助産師やナースプラクティショナーが、少しだけ脚色して情報を流せば、残念ながら自己責任というものを知らぬ間に押し付けられた気の毒な人が出てくることになります
ここ、気になりますね、なんだか想像できちゃって怖いです。