第五回口頭弁論

去る7日、5回目の口頭弁論が行われた。

今回は私がどうしても都合つかず、旦那だけに行ってもらい、私は出先で旦那からの電話を待った。


今回は被告側の意見、弁護士さんの意見、そして私達夫婦の意見と、和解を勧められているだけに、意見の交じり合いが強く、弁護士さんは私達の意見を尊重したくもあるだろうから、じっくりと話し合おうということになり、近く、事務所に伺うことになった。

この場に旦那からの報告内容を記したいのだけど、自分で見聞きしたことではないので、今回は控えます。


うちの場合、相手側が助産師の過失を認めているということで、医療の専門的な弁論などはこのままだとないだろうということなのだけど、つかれたまんまの嘘にだけは、私は目を反らすことが出来ない。

勿論、裁判を経験したことのある人や、専門家の人たちの中には

「そういうことはよくあること、ある程度は聞き流して」

と言えてしまう心理もわからなくはない。

でも、琴子の親として、

「病院に行って産んだ方が良いよ」

なんて一言も言われていないのに、

「私はそう言ってあげたというのに」

というようなことを言って、あえて私達を不快にさせて、せめて不快にさせたいというような書面を読んだままでは治まらない。

それに、その嘘こそが罪で、もし仮にそう言われていたら、私は病院で産んでいたかもしれないという、悲しい杭が刺さったままなのだ。

私はこの嘘だけは認めさせたい。

本当は琴子の測定をしたとか、そういう嘘も撤回して欲しいのだけど、せめて、琴子の命に関わることであった大きな問題、嘘だけは撤回させたい。



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随分と久しくブログを書けずにいました。

元気です。

皆元気です。

そろそろ暖かくなったので、隣県に眠る琴子に会いに行きたいとおもっています。