江原さん『天国からの手紙』

新聞をとっていないので、今日が『天国からの手紙』の放映日だとは知らなかった。

実家の母と電話で話していたら、

「あんたは珍しく見ていないんだね」

というので、びっくりしてしまった。

ので、残念にも途中から。


犯罪被害に遭ってしまった姉妹の方からだったので、その前までの方たちのお話は聞けなかった。


言葉にならないな…

娘さん二人の命をあのような形で奪われてしまった母親の言葉を思い返すだけでも、自分の想像力の限界を感じるばかりで、そして、限界の中でも、十分に苦しい。

父親、弟のお二人の記者会見もニュースで見ていたけど、極刑を望む気持ちは当たり前なんだとおもう。

江原さんは言葉や思いで殺してしまっていることもあると、特別にあの記者会見の内容をさして言ったわけではないけど、あのような遺族の思い、言葉も“行為”とされてしまうのだろうか…この辺を聞きたかったな。

妹さんの無念は癒されたのだろうか…

救いは、姉妹が母親の夢に現れてくれたということと、薬を飲まなくても眠れたということ。

グリーフケア、江原さん、是非是非お願いします。

いつかそのうち、私にも是非。


凄く不思議だったのは、番組を見ていたら、リンズが琴子の遺影と位牌に挨拶をしたいと騒ぎ出したこと。

いつもは眠る前にしているのだけど、今日のようにまだ眠くないうちにやりたがることは初めてに近いかもしれない。

「お姉ちゃんがいるの?」

と聞いたら、

「うん」

と言ったから嬉しくなっていたら、遺影を指していたから、あれ? ちょっと違うかなぁと。

でも、きっと何かを感じていたんだろうなぁ。


『どんなに天国が素晴らしいところでも、私はまだ逝きたくない』

殺されてしまった姉妹の、妹さんの無念さをおもうと、私までもが悔しい。

合掌...