最低でも3人の人に伝えたくて
今日もまた僻地の産科医さんのブログ『産科医療のこれから』より。
いやぁ、小学校以来、それも低学年の頃からまともに勉強することを辞退していたので、毎日更新される医師の方たちのブログに追いついていけていないのが実情なのですが、最近はもう、ホラー小説を読むような心境です…(失礼のある表現かもしれませんが)
埼玉県済生会栗橋病院副院長:本田宏医師の講演会に出席された僻地の産科医さんが、上記の通り、3回に分けて、その内容をまとめてくれています。
本田医師が講演の中、
『「一般の方々」にまず正しい情報を伝えていくこと、
家に帰ったら三人の人に今日聞いたことを伝えてほしいこと、』(上記ブログより引用)
と仰ったとあり、この実直な姿勢にまず心うたれました。
また、スライドを会場で撮影されたのも見ることが出来ます。
僻地の産科医さんにも脱帽です。
(私も時折講演会に行きますが、自分のメモなのに、訳分からなくなることばかりです;;;)
医療費が高いっていうのは、私も刷り込まれていました。
出産費用にしても、50万円近くのお金は『捻出する』と、どうしても家庭の中ではそう言ってしまうけど、それでも安いのだということ。
註:助産院での分娩料は別ですよ。
マスコミの方たちも、私同様に刷り込まれていて、そう信じているから、また刷り込んでいっていたんですね。
知ったからには変わらなきゃ。
日本の医師の数え方のカラクリ、盲腸切って…
国がいかに医療を疎かにしていたのか、そして、私たち一般人がその上で一体何処へたどり着こうとしているのか…
ある医師の方が
『明らかに怠慢であったり、医療行為として間違った行為でなく、良かれと思って行った行為については、たとえ結果が悪かったとしても社会は認めるべきと考えます』
と仰った。
私はH助産師を訴えた。
それは、明らかに怠慢だったから。
でももし、琴子をあのまま何も知らないままに、病院で産んでいて、その結果、最善を尽くされてもどうしても琴子は生きられなかったとしたら、結果だけが同じだったとしたら、あの頃の私だったら、正しい情報を得られないままに『子供が死んだのはおかしい』と、もしかしたら病院なり医師なりを訴えていたかもしれない。
知らないじゃ済まされないんだっておもう。
それは、知らないことで娘を死なせてしまった私への自戒の念も込めて。
この書の印税は全て、この研究会の方へ行くそうです。
私、買います。
読みます。
『お産の時間です』も読み終わっていて、感想を書こうとおもって日が過ぎて…
医師の方たちって、一体いつ、眠っていらっしゃるのでしょうか…
私の家にはこの話を伝えるべき人は、現段階では夫一人だけです。
あと二人、いいえもうちょっとは友達も親族もいますので、とにかくドンドン伝えます。
あと、子供の医療費が無料だからって、ちょっと咳した鼻水が出たで病院に行っている人たちにも、その子供達が本当に必要なときに医療がない! にならないように、伝えます。
とにかく、まずは本を読みます!!