お知らせしたいことがある

「近代日本における出産と産屋」

ご無沙汰しております。琴子を通じて出会った伏見裕子さん(産屋と医療―香川県伊吹島における助産婦のライフヒストリーなど)が近日中に本を出されます。 タイトルは「近代日本における出産と産屋」。(勁草書房より) 出部屋(デービヤ)とよばれた香川県伊…

NATROMさんの本

既知の方も多いとはおもいますが、なかなか更新できなくて今になった次第ですみませんが、お世話になっておりますNATROMさんが本を出版されています。現代医療、代替医療、健康法と、大きく3編に分けられていて、現代医療編の中では 「病院での出産は不自然…

闇に葬るべきではない、“誰も知らないわたしたちのこと”

今日は本のご紹介をします。誰も知らないわたしたちのこと作者: シモーナスパラコ,Simona Sparaco,泉典子出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2013/11/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る発売前なので、当然私も未読なのですが、この本…

伏見さんの論文、近日中に出ます!

産屋と医療―香川県伊吹島における助産婦のライフヒストリー 伏見さんの論文が出ます “出産の医療化および施設化との関連を中心に”伏見さんの論文のご案内 伏見さんの論文が年内に発表される予定です。要旨をいただきましたので、ご案内いたします。 今後の最…

「助産師が持つべき技は会陰切開なのだろうか?」への反省

先日、2月28日に書きました「助産師が持つべき技は会陰切開なのだろうか?」で紹介した内容は、suzanさんがご指摘くださったことで読み直し(まだ本が到着していないのですが)、私は「会陰切開をしたがっている」とおもった文は「会陰を伸ばして切開しな…

“出産の医療化および施設化との関連を中心に”伏見さんの論文のご案内

産屋と医療―香川県伊吹島における助産婦のライフヒストリー 伏見さんの論文が出ます 当ブログでも以前からご紹介させていただいていた伏見さんの論文、琴子が出会いをくれた伏見さんの新しい論文が出ています。 山形県小国町大宮地区の産屋にみる安産信仰と…

伏見さんの論文が出ます

昨年、【産屋と医療―香川県伊吹島における助産婦のライフヒストリー】を発表された伏見裕子さんから、新たなる論文の発表が決まったとご連絡を頂きました。 要約文 戦前期の漁村にみる産屋習俗の社会事業化 ―香川県「伊吹産院」を中心に― 伏見裕子これまで、…

日本産婦人科医会が「開業助産所」での局麻使用・縫合に反対の意思表示

知り合いの産科医の方から、『23年8月号に「開業助産所」での局麻使用・縫合に反対の意思表示、抗議文が会報誌に掲載されている』ことを教えていただきました。 詳細はまた後ほど...

テレビ番組のご案内

教えてくださった方はハンドル名がアウトだったので、ここで紹介させていただきます。 http://www.mbs.jp/jounetsu/ 日本最高齢の助産師に密着!愛しき「おばあちゃん」の奮闘記 2011年6月12日夜11時00分から。 http://bit.ly/jxZuva どうやらローカ…

日本小児科学会の資料をあらためて災害時に必要な知識として伝えてください

おはようございます。 余震が続きますね。今も揺れたりしています。地盤には早く落ち着いて欲しいです。一頃よりは大分落ち着いたとは思うんですけどね。でもまだやっぱり、多いですよね。ふぃっしゅさんが震災後に各学会、団体の母乳育児、ミルクに対して発…

緊急避妊ピル(ノルレボ錠)

助産院や自宅出産の話から少しずれますが、中絶を減らせるのならと、私にも協力させてください。 「緊急避妊ピル(ノルレボ錠)」のパブコメへの意見も是非。 産科医の方から下記の内容を頂きましたので、転載させて頂きます。 北村@家族計画です。 緊急避妊…

産屋と医療―香川県伊吹島における助産婦のライフヒストリー

夏の終わり頃に、出産の歴史について研究されているという伏見裕子さんから、近く発表されるという研究論文が『女性学年報 第31号』(日本女性学研究会発行)に掲載される予定で、その中で琴子の話を書きたいという嬉しいお知らせを頂戴しました。丁度、無介…

MRIC by 医療ガバナンス学会

先日、MRIC by 医療ガバナンス学会に私のMLに意見を投稿しました。既にご覧くださっている方もいらっしゃるとおもいますが、自分のブログでも紹介させてください。私に「MRIC」を教えてくださり、そして背中を押してくださった方に感謝しております。 Vol. 3…

頻産婦についての修正

頻産婦の分娩場所について助産師ののんさんからご指摘がありましたので、私の方でも確認し、下記に修正いたします。 申し訳ありませんでした。 以後、気をつけます。 誤;頻産婦は助産師介助でも助産院、自宅出産は駄目 正;助産所業務ガイドラインによると…

家族で胎盤を食べることがブームになってきていますね

また改めますけどね、胎盤食べている人ってまだまだ増えていくんだろうなぁ… 夫婦で食べるだけではなく、上の子供たちも含めた“家族で食べる”のが流行だしている… 「お姉ちゃん達も美味しかったようでおかわりって言っていた」 とかと、助産院で出産した方の…

お知らせ

ちょっとここしばらくパソコンの起動すら出来ずにいました。 でもちょっとずつ時間が取り戻せてもいます。コメントを承認後公開としていましたが、また今まで通りに変更し、すぐに使えるようにします。 しかし、荒らし行為がみなされた場合はすぐにまた対応…

当ブログでは…

名無しは駄目です。 今までそんな失礼なことをされる方がいらっしゃらなかったからかもしれませんが、そのことを明示していなかったかもしれませんので、これまでにあった名無しの方のご意見は残しますが、これ以降はどんなに貴重なご意見であれ、削除します…

宜しくお願いします。

こちらでは初めての書き込みになります。 楽天ブログより引っ越してきました、『助産院は安全?』の琴子の母です。楽天ブログの方で頂きました、大勢の方からの多くのコメントを消さずに引っ越すことが出来ました。楽天ブログの方は、しばらくは残したままに…

荒らし行為を受けての判断

註:この記事内での"開業助産師"は、書き込みくれていた開業助産師さん個人を指すもので、職業としての開業助産師を指していないことをお断り申し上げます。仮に職業としての開業助産師を表する場合は『開業助産師』とします開業助産師さんの執拗なまでの行…

『開業助産師さん』

註:この記事内での"開業助産師"は、書き込みくれていた開業助産師さん個人を指すもので、職業としての開業助産師を指していないことをお断り申し上げます先日、『羹に懲りて膾を吹く』というタイトルで、私のブログ記事に書き込みをくれた"通りすがりさん"…

優しい気持ち

こんにちは。栃木は午後になって、晴れてきました!!!洗濯物が乾かないことに悩んでいましたが、今日の分は半乾きでも、このまま明日も晴れてくれれば一気に乾いてくれる! と、期待しています。いつもブログを気にしながらも更新できないし、ご意見書き込…

福島大野病院事件から

まず、私は医者でも助産師でも看護師でもなんでもなく、医療に携わる職業でもないということを先にお断りします。また、福島大野病院の件に触れるというより、そこから感じたことをちょっとだけ今日は書かせていただきます。また、この件ではお亡くなりにな…

紹介したい本−感想文とは言えないけれど…

9月17日に当ブログでも紹介させて頂いた『誰が日本の医療を殺すのか』が楽天ブックスではなんと、売り切れています!!AMAZONでも入荷が困難なようですし、書店店頭ではどうなのか、最近はネットでの購入ばかりになっていて、店頭というのが遠退いている私で…

最低でも3人の人に伝えたくて

今日もまた僻地の産科医さんのブログ『産科医療のこれから』より。なぜ医療崩壊がおきたのか(1)人手不足編なぜ医療崩壊がおきたのか(2)医療費亡国論編なぜ医療崩壊がおきたのか(3)社会保障とは!?編いやぁ、小学校以来、それも低学年の頃からまと…

『お産の時間です』

『お産の時間です』皆さんはとっくに読まれているのかもしれませんね。実は私、まだ読んでいません。今度の金曜日に注文します(せこくてごめんなさい、楽天のポイント狙いです)。素朴な疑問>『自然分娩』っていうのは、医学用語なのでしょうか。副題が“帝…

哀しみの複雑化

最近、このブログをトラックバックしてくれたS.Y'sさんのブログを基点に、医師(特に産科医)の方のブログをいくつか拝読するようになった。本当はコメントを残したり、自分でもブログで紹介していったりと、随時したいなぁとおもうことはあるのだけど、その…

ちいさなお地蔵さま

『ちいさなお地蔵さま』堀部幸男著日本助産師会に初めて出向いたときに、当時の事務局長から帰りにお花とお線香と、そしてこの本をプレゼントしてもらった。帰りの電車の中で、旦那と何気なく本を開いてみたら、そこら中に、本の中いっぱいに琴子の姿があっ…

あるがままに

琴子を亡くしてから2ヶ月も経たない頃だったとおもう。溢れてしまう母乳を止めたくて、でも病院の敷居は高く感じられて行けず、知人の紹介で、断乳のケアをしてくれる方を紹介してもらい、通い始めた頃だった。あの頃はまだ車の運転もする気になれず、旦那に…

平気でうそをつく人と良心をもたない人

嘘をつく人がいるので、『平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学』を読もうかとおもってネット検索してみたら、『良心をもたない人たち―25人に1人という恐怖』の方が欲しいとおもえたので、早速注文をした。「あんな分かり易い嘘をついて、恥かしくない…

EBウィルスについて

『赤ちゃんはスリッパの裏をなめても平気-あなたの周りの微生物がわかる本』(堀内勲著/ダイヤモンド社)という本から、今日はEBウィルスについて。このEBウィルスはキスをすると感染するという。別名『キス病』『学生病』と呼ばれる不思議な感染病。正式な…