こういう本から影響を受ける方もいるんですよ!<怒

用あって、AMAZONで検索していたら、お産についての本を探していたわけでもないのに、なんででしょうかね、勝手に色々な本が紹介される中にみつけてしまいました…

『新刊新書y 病院出産が子どもをおかしくする』
病院出産が子どもをおかしくする

よく見ると、出版は今年の1月…つい最近のことで、なんだか悲しい。

図書館で探してみて、一応、読むつもりです。

タイトルがあえて衝撃的に書かれているだけなんだと祈りたいのですが、そうだとしても、ちょっと酷過ぎます。

助産院で生まれた琴子は、助産院だからこそ死んでしまったのですが、それでもきっと良いんでしょうね、この本の著者の方や出版に関わった方たちは。

だって、琴子の死は痛くも痒くもないでしょうからね。


医療が100%安全だとは言いませんし、助産院全てが安全を無視している、助産院で産んじゃ駄目だとは言いません。

産む場所を選択する際に、搬送の問題や、妊娠中の母子の異常の診断諸々、不安を煽るからとせず、これから出産をするためにこそ、きちんとしっかりと伝えて欲しいという気持ちが強くあります。

でも、本のタイトルは病院での出産を差別し、否定しています。

本の内容でフォローしていることもあるのかもしれませんが、だとしたらどうしてタイトルをこうも刺激的にしなくちゃいけないのか、私たちを安全へと導くためではなく、1冊でも多く売れることしか考えられていないのではないかと、悲しくてたまりません。




この出版社、『誰が日本の医療を殺すのか』
誰が日本の医療を殺すのか

も出版されているのです。

(一時、売り切れになっていましたが、再版されたみたいで、また購入出来るようになっています)

購読のお薦めとしては、こちらです。

出版社は担当者任せってことなんでしょうかね。

よくあることと言われそうですが、同じ出版社だというのが更に更に、悲しい。


タイトルを目にしてからどんどんと悲しみが深まります…

息苦しくなりそうですが、前述の本もきちんと読もうとおもいますので(後述の方、昨年中に読み終えているのに、感想を書くと言ったのに書いていないですね、お恥ずかしい。有限実行だよ、お母さん! と、琴子にちょっと叱られた気分です;;)、改めます。