助産師会とホメオパシー

先日も紹介しました阪大の菊池誠教授のブログkikulogより−
さらにインフルエンザとホメオパシー
コメント欄も実に充実していますが、中でたまさんという方のご発言内容に注目。
千葉市助産師会が、昨年11月にホメオパシーについての研修会を開いた事について意見メールを出出されたそうです。
その際の経緯をたまさんがご快諾くださったので、当ブログでも紹介させてもらいます。
たまさん、有難うございます。

コメント欄No.285
コメント欄No.286

千葉市助産師会からは電話での回答があったということで、未来に期待が出来るような気がしました。
ただ、回答の内容にはかなり不安も感じます。
“熱心なホメオパシー信”ではないようですが、その程度でも講演会をしてしまうあたりがかなり不安です。
こういうことは影響力を考えても、取り返しのつかないことなのですから、検討段階がもっと十分でないといけないはずです。
また、実際にホメオパシーを取り入れている助産院が多くあるってことにも、早く問題を感じて欲しいです。
『非医療=助産院』なのかどうか、しっかりとした姿勢を見せて欲しいです。
こういう行為に責任問題が生じないのも不思議です。

先日のプライベート出産について書くときに、ネットで目にした文で、
「最近の助産院はやたらとガイドラインを口にするから、だったら自分たちで自由に産みたい」
とありました。
こういう意見が出るようになってしまった背景には、各助産院の、各助産師の、自然分娩を絶賛する方たちの発言や行動の問題があると感じるのは、助産院で子供が死んでしまった経験のある私だからでしょうか。
からしたら、「ガイドラインや安全を口うるさく言ってくれる助産院」とするべきだとおもいます。