「パーティ出産」?!

すみません、多分、ネット内では既に出遅れ感が漂うことなのかもしれませんが......

山田まりやが第1子男児を出産!助産師宅で川島なお美らが立ち会う「パーティ出産」(アメーバニュース 魚拓

タレントで女優の山田まりやさん(32)が第1子となる男児を出産!
出産に立ち会った女優の川島なお美さん(52)が29日、自身のブログで誕生を発表。助産師さんの自宅での出産の様子を綴っています。
ブログによると、川島さんは29日の明け方、山田さんの夫で舞台俳優の草野とおる(44)から「あと2時間くらいで生まれてくるかもしれません」とメールを受信。タクシーに飛び乗り、横浜市内の助産師の自宅へ向かったそう。
助産師宅には予定日(26日)の3日前から付きっきりの女優・田中美里さん(35)、カーヴィーダンス樫木裕実さん(49)ら男女十数人が見守り、午前8時46分、赤ちゃんが誕生。歓声と拍手に包まれたそう。
山田さんは「聖母マリヤ様のような穏やかな笑顔。そして達成感に満ちた開放された表情」で、川島さんがコメントを求めると「もお最高…」の一言。ブログには赤ちゃんを抱く山田さんの写真や、立ち会ったメンバーでの記念写真も。
出産前、山田さんは「友人を集めてパーティーみたいに赤ちゃんを産みたい」と語っていましたが、夢が現実になった様子。今後はママタレントとしての活動も期待されるところです。

昨年、山田まりやさんが「助産院で産む」というのはチラリと流れてきた情報で知っていましたが、記事の中と、更にこの“パーティ出産”に参加? 出席? 列席? どれが妥当なんだかわかりませんが、とにかく名を連ねている川島なお美さんのブログでも、“助産師の自宅”*1となっていて、助産院もしくは助産所という表現が外されているのは何かを意図してのことなのでしょうか。それとも、事実、保健所に登録している開業助産所ではなく、どなたかの(多分、助産師の)自宅ということなのでしょうか。助産師の自宅の一室が助産所となっているというのは珍しくもないのですが、なんだか気になります。だって、助産所助産院で良いのでは? 妙に親しみを表現したかったのか、助産師からそう頼まれたのかよくわかりませんが、これからは自宅の一部を使って助産所開業をしている助産院、助産所で産む場合は、「私も助産師の自宅で産みました!」としていく意図がどこかにあるのか? と詮索する気持ちも芽生えました。どうしてこういう表現になっているのでしょうか。


そして、「パーティ出産」というのを助産師の方たちがどう思われるのか、これには是非ご意見を伺いたいです。
まさかこんなスタイルが一般人の間で流行るとはおもっていませんが、こんなにも部外者を招き入れて、危険な状態に陥りそうなときにも正しい判断が常に出来るとおもって構わないのでしょうか。まぁ、密室での行為にはなりませんので、もしも事故が生じた時には責任への証明は通常の助産所よりもしやすいこともあるのかもしれませんが、しかし、それ以前に「事故のないように安全を最優先する」という意識に対して、「パーティ出産」とはいかがなものなのでしょうか。
無事に済んでいる方のケースを前にして話すと「余計な心配」と見る方も多くいらっしゃるかもしれませんが、これがもしも事故の報告だったとしたら、そう想像した時に、どこから助産師の責任が追求されるべきなのか、先に考えてみる機会にしませんか?
是非、助産師の方に、特に開業助産師の方にはこの「パーティ出産」に協力するというのは、安全性がどれほど優先されているのかなどなど、ご意見をいただきたいです。もちろん、開業助産師の方以外の方からのご意見も伺えたら有難いです。


胎盤食パーティとか、なんだか日本は変ですね。それともこれらの問題は、日本だけじゃないのかな?

*1:正確には、川島なお美さんのブログでは“助産婦さんのお宅”でした