これは、貴女のことではないですか?

これから助産院や自宅出産で分娩するとお考えの方、決められている方に、一度、「自分のことかな?」とおもって読んで頂けたらとおもいました。
当ブログ、私たちが子どもの死を無駄にしないために!にお寄せくださったあすかさんのご意見です。
コメント欄の流れと私の今回の意見、記事はちょっと違う流れになるので、あえて別記事にしてご紹介させて頂きました。あすかさん、ありがとうございます。

助産院や愛知の医院で色んな話を聞いて、自然なお産に憧れて、バースプランを持ってくる方も多いのですが、リスクはほとんど勉強して来られません。
こちらからリスクの話をしても 自分だけは違う と聞く耳を持ってはくれません。
病院によって、どこまでバースプランの内容を聞けるかは違ってくると思うのですが、出来ないと言っても結構頑固ですね。
誘発分娩はしたくない、42週過ぎても赤ちゃんが生まれる時を決める等々ごねられて、42週過ぎて陣痛が来ていない段階でもNSTで赤ちゃんのしんどいサインが出始めてしぶしぶ誘発分娩には了承。
こちらは赤ちゃんの状態をチェックしながら気をもみながら分娩に臨みましたが、ご本人はその状態を理解されず、暗い中で産みたい、会陰切開はしたくない等々。
何とか赤ちゃんは無事に生まれましたが、やっぱりちょっと過熟児で生理的体重減少も結構進んで(頻回授乳が出来るようにはしていましたが)熱が出てもミルク足したくないと言われ、何とか白湯にはOKが出てやっとこ飲ませられるという・・・
他にも、産後数日はずっと臥床でオムツ内で排泄したいとか・・・では育児は誰がするのか?
産後の肺塞栓等の話をしても、いや、でも骨盤が・・・と理解してもらえず。
退院の時には 誘発しなくてもこの子は生まれてきただろうに。無理にこの世に出された。この子を守れるのは自分だけ。お産も産後も医療とは相容れず、毎日医療者と戦わなければいけなかった みたいになっていました。
なんだかな〜。無事な赤ちゃんを腕に抱けているから言える言葉だと思いました。
色々と固執するのは勝手なんですが、それならそれを叶えてくれるところを徹底的に探せばいいのに・・・と脱力。

人間、いいことは結構入るんですが、怖いことは知ろうとしません。
現在わかっている知識や定説を妊婦さんに伝えず、妊婦さんを惑わしているところがあること、そうなった人の認識を変えるのには相当の労力が要るのでそこは最後までお世話してほしいな〜と思います。

『他にも、産後数日はずっと臥床でオムツ内で排泄したいとか・・・』これは多分、両脇それぞれに計る体温が同じになるまで待つ、などの整体の話だと思います。両脇の体温が同じになるのが大体21日と言われていて、自宅出産などでこれを徹底するのに、旦那さんがかなり協力的でないと出来ないなどとなるわけですが、実践した方の本も出ています、どこかで読んだんです。また、助産師の方でもこの考え方に賛同していて、そういう指導(教育? 洗脳?)している話もあります。

助産院や自宅出産する際に、「何か少しでも異変を感じたら、病院に搬送することを躊躇せずにして欲しい」とお願いした方が良いと思うんですが、お願いしたときにもしも、「そんな程度の根性なら、うちで産むのは無理」って言われたら、そこは危険なとこかもとおもっていいとおもうんです、どうか「すみません、もっとここで産めるように精神修行もします」みたいな考えにはならないでほしいです。