知人のお産

前にも話したことがある、産院を借りての個人助産師とのお産を選択した方の話です。

まだ産んでいないかもしれないし、産んだかもしれない。

そろそろ予定日だと記憶しています。

この方、いろいろと頑張っているのだけど、どう頑張っているかというと、産むためでしょう、ヨガに通ったり。

でも真夏にあったときは裸足でした。

冷えは気にならないのだろうか。

私は彼女には何度か助産院でのお産について話したことがあるから、それ以上に言うつもりにはなれず、それ以後に会っても、

「せめて24時間は寝させてもらった方が良いよ」

と言うだけでした。

ま、向こうからしたら、お節介なだけのことだっただろうけど、言わずにはいられませんでした。


ヨガに通うのは構わないとして、それが子供のためなのか。

出産方法の安易な選択にしても、結局は自分のためだけではないだろうか。

理由はいろいろとつけられる。

それが、何かあったときに、自分の支えになるとはおもえない。

実際、私がそうだったから。

無知だったことも、理由にはならない、支えになるどころか、自分を責めるだけである。


知人は旦那さんと二人暮らし。

旦那さんの実家の家族は高齢なのか、出産後の面倒は頼めないと言っていた。

彼女の実家の両親は、父親が病気のため、その看病もあって、母親も来れないと言っていた(他県)。

彼女が選んだ助産師は、私も会ったことがあって、楽しい人で明るくて好きだけど、私にはなんでわざわざ産院(昔はここでお産も扱っていたが、今は検診のみ)を借りてお産を引き受けるのか。

それも、助産師の家からも車で1時間近くかかる場所でだ。

更に、自分では調理師や栄養士の資格がないため、責任がとれないということで、食事は出せないというのだ。

それらもあって、産後、殆どが24時間を待たずに帰されている。

出産後、翌日にはまた産婦の家に来て検診とかをしてくれるというとだが、それと安全性はあまり直結していないとおもう。

知人は旦那さんが出産後、1週間は家にいられるだろうという。

あくまでも仮定。

確実ではない。

旦那さんはお勤め人だから、仕事の流れ次第では休めないということでしょう。


これが安全なお産なのだろうか。

産めれば良いのだろうか。

昔のように、お祖父ちゃんお祖母ちゃんまでが一緒に住んでいて、身の回りのことをしてくれる時代ではないのに、お産だけが昔になろうとしているのは、正しいのだろうか。

私自信への自戒も含め。