琴子の蘇生について

どう書こうか悩んだのだけど、今、私が一番書き易い手段を選ばせてもらいます。

ご質問くださったおさんばちゃんさんへの回答というような形で…



逆子でしかも足位(!)で、「逆子も取り扱える」とはっきりおっしゃったのおそらくご高齢の産婆さんで、

多分、70歳は軽く越えていたとおもいます。

過去にNHKで『神の手』というような紹介で扱われたことがあるそうです。


なぜかカルテも作っていなくって(!!?)

日本助産師会に出向いた際、“カルテ”というのはなくても、ノートに記録してあれば構わないという程度の言い方でしたから、助産院ではカルテはなくても問題はそんなにないという印象が残りました。

勿論、私にとっては納得できませんでしたけどね。

助産師会の中でも古い体質と新しく改善したい体質とに分かれているようにも感じました。

逆に質問です。

カルテって、回収されているわけでもないし、結局の所、どういう管理になっているのですか?

私のような素人でもわかるように説明してもらえると有り難いです。

あくまでも私の印象ですけど、助産師会で話した限りでは、カルテがないから大問題という流れではありませんでした。

当時の事務局長さんは「それでは駄目!」という感じでしたが、だからといって、その後、徹底するというような姿勢は感じていません。


琴子ちゃんは生後直後は心拍があったのに呼吸をしなかった、つまり蘇生が可能だったのでは?

多分、そうだったのだとおもいます。

自分を呪うおもいです。

「いますぐ泣くから」と、何遍も言われました。

「ほら、泣きそうだろ」とも言われました。

そのときの状況などは今はあまり話したくありません。


どの程度の蘇生を行ったのか

約1時間半から2時間かな。


助手の助産師は何をしていたのか

助手はいません。

近く開業する助産師が近所にいるとかで、

「逆子は滅多に扱えないから、逆子がきたら、是非呼んでくださいと頼まれている」

と言っていて、その方を呼ぼうとしていましたが、結婚式に出席しているとかで、私のお産には立ち会いませんでした。

でもあの言い方だと、何度か立ち会っていたみたいだし、逆子を受ける気満々でしたから、産前から聞いていた話だったので、助産院で逆子を扱ってはいけないなんて、余計に考えられませんでした。


アンビューや酸素は使ったのか

アンビューとは?

酸素は使っていません。


ドクターカーはいつ呼んだのか、(2時間後に蘇生中止、とありましたがそれまで救急車を呼ぶことや医師を呼ぶことはしなかったのか)

琴子が泣かないから、

「病院に行きたい」

と言ったのですが、

「行っても同じことをするだけだから」

と言われて、行かしてもらえませんでした。

確か何度か言いました。

そう、何度も言ったな…そして、その度に「同じだから」と言われたんです。


馬鹿ですよね…

私の周りには助産院で出産した人が多くいて、中には逆子でも助産院で無事に産めたという人の話を雑誌でみたと、わざわざ電話してくる人もいました。

そしてこの方も含め、殆どの人が、助産院で逆子は扱ってはいけないと知らなかったです。

信じてしまった私が悪いのかもしれませんが、産む前にはさんざん連絡してきたこの方達は、助産院で死産となったことを詳しく聞いてくるでもない、ただ目の前から去っていくだけでした。



今日はここまでにします。