死亡現認書

遂に届いた。

『死亡現認書』― なんだか悲しい響きもあるけど、これで戸籍に載せることが実現出来そうな、まだそうとは決まっていないのだけど、ここまできたなっておもう。


色々なことが重なる。

昨日、弁護士さんから久しぶりに電話が来た。

「現認書が届きました。投函しますから〜云々」

という内容。

それを追いかけるかのように、ある新聞社の記者さんからの電話。

この記者さんは初めの何回かは傍聴に来てくれて、記事にもしてくれていたけど、ぱたりと見なくなっていたから、かなり久しぶりだった。

「和解になっていたんですね、今度、取材したい」

というような内容で、私が戸籍に載せるために動いていると伝えたら、凄く興味を持っている様子だった。

役場に提出する日には、同行したいということだった。


この記者さん、凄くタイミングが合っている。

弁護士さんからの連絡がなかったら、ここまでの話にはなっていなかっただろうなぁ。


琴子の話を聞いて、それを聞いた人達がどう感じるかはわからないけど、私は真実を述べるだけ。

それで良い。