助産師という資格は=医療者

やっぱりおかしい。
どう考えたって、おかしい。

誰のための記事なのか?でもそれ以前からも、助産師の方たちの中でも特に、開業している助産師の方たちの普段からの非医療を指南するような発言があることについてはお伝えしているつもりですが、それでもまだ助産師の方の問題についてピンとこない方もいるだろうと思います。

今回、助産師という国家資格を持つ医療者が

食品添加物も妊娠時は特に注意。催奇形因子など遺伝子を傷つける有害物質が胎児の生殖器にたまりやすい。

と発言しているのは、これは他の助産師の方たちにとってはどう感じられることなのでしょうか。このような発言を、この発言内容を私たちが信じて問題ないのでしょうか。

今度は新聞記者の方たちに問いたいです。先日も書きましたが、これが記事広告だとしたらまだしも、純記事のもので「助産師がそう言っているのだから間違いないのだ!」とか、「書いても問題ないのだ!」ということで構わないのでしょうか。本当に食品添加物が“催奇形因子など遺伝子を傷つける有害物質”であり、“胎児の生殖器にたまりやすい”という問題があるかは調べるとか、そう助産師が発言しているのは事実だとして、しかしそれが医学的にはどうなのかとかは調べてから記事にするという必要はないのでしょうか。
いや、こうとも考えられる。やはり記者の方も助産師は医療者として認めているからこそ、その発言には信頼を寄せていて鵜呑みにしてしまっているのかもしれない...としても、やはりそれにも問題は感じます。一時は同じようにして信じていた私なので、「疑わずに」というのが悔しいほど、リアルに想像できます。


助産師の方に戻すと、ホメオパシーや他の代替医療についてもそうですが、医療者として無責任な発言以前に、知識がおかしすぎるとおもえてなりません。何度も申しますが、私たちは助産師を医療者として見ています。だから、助産師が

食品添加物も妊娠時は特に注意。催奇形因子など遺伝子を傷つける有害物質が胎児の生殖器にたまりやすい。

といったと聞けば、それは医学や科学の分野で調べられたりとか、厚労省でもそういった調査をしている結果が資料になっていたり、研修を受けていたりして、そういうバックがあって発言していると思ってしまっています。


是非、何を根拠にこのような発言をされているのか、きちんと責任もって教えて欲しいです。


そして、やはり助産師教育の見直しをしていただきたいです。