『完勝』なる和解成立
『完勝』だそうです。
今日、正式に和解が成立しました。
終ってから、弁護士さんに
「完勝といえるでしょう、向こうはお手上げだったんですから」
と言われました。
確かにそうなのでしょう。
最初から過失を認めるという意味を含め(最初は言葉での表現はなかったけど)、賠償金を支払うということを言っていたし、見事なまでに、大した反論がないままでしたから。
琴子の出生届が、被告側から提出されました。
実際に役場に行くのにはまだ日が要りますが、とりあえず、自力でやれるところまでだけでもやろうとおもいます。
終ってからのこと…
原告代理人の弁護士さんと話していたら、被告代理人の弁護士さんがちょっと離れたところを歩いて行きました。
そのときに軽く会釈をされていきました。
私も返しました。
別に特別なことではないでしょう、人としての礼儀でしょうから、何かの心の表れだとは特別にはおもわないけど、印象に残りました。
医療裁判は長いとかって聞いていたから、リンズをお腹の中に抱えて初めて相談に行ったあの日からを思うと、あまりにも短かったです。
あと1年はかかるとおもっていたし、和解というのはなかなかおさまらないから出る案なのだとばかりおもっていたので、最初の裁判で言われた時にはびっくりしたし…
おもうことは多々ありますが、終った以上は“次”なのです。
H氏が真摯に受け止め、他の助産院で同じことが繰り返されないように、自身の経験を基にして発言していってくれることを、有り得ないとおもいつつも祈るばかりです。