無介助分娩−誰のためのものなのか

助産師会の方も困っていると話しましたが、その中で無介助分娩を推奨している人たちがいる、バックグラウンドには…という、聞き捨てならない話がありました。
私も以前にmixiのコミュで、プライベート出産としてコミュニティを作っている方たちを見たことがあって、まるで宗教のようだった記憶があるので、そのことを話したら、そのような感じだということで…
今回の日本テレビの扱う方たちがこのような背景を持っているかどうかではなく(それは全くわからないことです)、無介助分娩がこうやって徐々に浸透してきているということは、やはり背景に何かあるのでは?と疑えますね。

いずれにしても、過剰な自然出産希望はカルト教団、その信者と見えてしまう。
テレビ局がいくら無知だったとはいえ、ここに至る経緯には、それなりの思想をもった方たちの意図するものがあったとおもえてなりません。
放映することにより出産をもっと軽く扱う方たちは増えるだろうし、「助産師すら呼ばずに上手くいくのだから、病院はやっぱり必要ないんだ」というのは簡単に到達してしまう一つの結論でしょう。

出産が子供を授かるためではなく、“自分らしく産む”“私らしいお産”の証となってしまったのはいつからなのか、何故なのか…
日本テレビ
無介助分娩は危険な行為だから放送をやめてくれ
日本助産師会から警告を受けても放送をしてしまうのだとしたら、それはなんのためなのだろうか。

プライベート出産
プライベート出産 其の弐
プライベート出産 其の三
※古記事ですので、コメントもあるのですが、随時添付していこうとおもっております