2005-01-01から1年間の記事一覧

命の保障

『助産院で産んでも、病院で産んでも、特別な医療介入がない限りは出産費用はそれほど変わらない』不思議だ。助産院では医療介入はあってはならない(琴子とのときにはあったし、助産師会もそれを違法とは言わなかったから謎を含む)。私が琴子を産んだH助…

本当に素晴らしいのは…

私の大嫌いな言葉は『自分の子供だから可愛い』。この言葉、大ッ嫌い。こういうことを言う人に聞きたいのが、「じゃぁ親の貴方達が早くに死んでしまったとき、孤児となった貴方達の子供のことは、他人には可愛がれないってことになるけど、構わない?」。前…

自宅分娩と高齢出産

NHKの朝の連ドラ『ファイト!』で、酒井法子演ずる母親が、自宅分娩をしていた。別にいいよ、自宅で産んでも。どうせドラマの中では子供は死なないだろうし、私のように、逆子でも大丈夫なんて言っちゃうような助産師の設定にはならないだろうし、第一、ただ…

裁判の報告をしないまま…

裁判を決意してから起訴まで、夫の強い要望もあって、私の実家の家族以外の人には一切報告をしなかった。私の実家だけが何故に許されたかといえば、前にも書いたが、私の父親だけが「産婆を訴えろ!」と言ってくれていたので、2年も経ってからだけど、そう…

琴子の思い出

裁判を起こすにあたり、琴子の引出しを開けることが多くあった。この引出しには琴子の写真が入っているし、友人や知人から贈られてきた手紙や季節の飾りとか、とにかく、私にとってはここだけが琴子のために残された空間なのだ。琴子の写真といっても、出産…

元栃木県支部長Y

酷い助産師はHだけじゃない。2003年の9月、まだ琴子を失って日が浅い頃に、地元の友人(といっても今では絶縁したけど)で数年前に助産院で出産をしていたSが、自分が世話になった助産院の助産師は助産師会の栃木県支部の支部長で、話を聞いてくれると言っ…

助産師全員が正しいわけなんてない。

東京都内で開業助産所を持ち、自然なお産を薦める書物も刊行している有名な助産師がいる。Kという人なのだが、自宅出産も請け負うし、なんだかちょっと有名な助産師なのだが、この方には“無責任な行動”を慎んで欲しい。琴子を通じて出会った友人が岡山にい…

新聞記事

今日、読売新聞と地元の新聞社の下野(しもつけ)新聞に記事が掲載された。読売さんの方は今日は入手できず、明日見れるので、全文は明日になるとしても、先ほど、ネット版で読むことができた。下野さんの方は知人宅でとっておいてくれたので助かった。実は…

どういうこと?!

琴子を産んだ助産所はH。助産師も同じくH。2003年の8月31日に生まれ、そのままろくな処置も受けさせてもらえずに亡くなってしまった娘…こんなこと、こんな場面を誰が予想して出産するかな。健診時に異常がない妊婦、普通は生まれたあとの準備なんて、ただ…

これも大事な一歩。

2年前に娘を亡くしてから、ずっと気になっていること…それは、今日もどこかで悲惨なお産が行われているんじゃないだろうか…。私の場合は助産院での分娩の末のこと。それも当時は産婆に騙されていたから、逆子でましてや足から出てきたお産…これを産婆は「逆…